特許
J-GLOBAL ID:200903023304407340

水冷却装置の始動制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-307517
公開番号(公開出願番号):特開平5-143169
出願日: 1991年11月22日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】 ヒータ等の結露防止用付加装置を使用せずに、水冷却装置始動時における被冷却体の結露を防止する。【構成】 水-水熱交換器1と混合三方弁2と被冷却体3とポンプ4と熱交換器1のバイパス5とからなる閉ループにおいて、始動時の冷水の温度が所定値以下の場合、バイパス5の流量を増加させ水-水熱交換器1への流入を所定時間制限し、閉ループ内の冷水の温度低下を抑え、被冷却体3の結露を防ぎ、所定温度範囲内になった時点で、定常時の水温制御に移行する。【効果】 閉ループの水温が低い状況でも、水冷却装置の始動時に水-水熱交換器1における冷水の温度低下を最小限に抑え、被冷却体3の結露を防止できる。
請求項(抜粋):
外部の冷却水設備からの冷却水と被冷却体により加熱された水とを熱交換させる水-水熱交換器と、当該熱交換器により冷却された水と前記熱交換器をバイパスした水とを混合させる混合三方弁と、前記混合三方弁を介在させて前記水-水熱交換器と前記被冷却体との間で形成される閉ループに水を循環させるポンプとからなり、前記被冷却体に送り出す冷水の検知水温に基づいて前記混合三方弁の開度を制御し前記被冷却体に所定水温の冷水を供給する水冷却装置の始動制御方法において、前記水冷却装置の始動時に、前記水-水熱交換器から前記被冷却体に送り出される冷水の水温が設定水温を基準として所定幅よりも低い場合は、前記混合三方弁の前記水-水熱交換器側流路を所定時間だけ一旦絞り、前記被冷却体に送り出す冷水の水温を前記所定幅以内まで上昇させ、その後に定常時の水温制御に移行することを特徴とする水冷却装置の始動制御方法。
IPC (2件):
G05D 23/00 ,  F28F 27/00

前のページに戻る