特許
J-GLOBAL ID:200903023313758562

連結車両の制動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-214637
公開番号(公開出願番号):特開2000-043694
出願日: 1998年07月29日
公開日(公表日): 2000年02月15日
要約:
【要約】【課題】 連結車両にヨーモーメント制御や自動減速制御などの旋回挙動制御技術を合理的に適用可能な制動制御装置を提供する。【解決手段】 連結車両の制動制御装置は、独立エアブレーキ系を作動制御してヨーモーメント制御及び自動減速制御を実行する。制御手段は、それぞれの制御量である目標エア圧P1,P2に従って独立ブレーキ系を作動制御し、各車輪に要求制動力を自動的に発生させる。このとき、トレーラ車輪の独立ブレーキ系については目標エア圧P1,P2のうちセレクトハイの原理に従って何れか一方の目標エア圧を使用する(ブロック92)。従って、ヨーモーメント制御及び自動減速制御の両方を実行中に何れか一方の制御だけが終了しても、その他方の制御による要求制動力がトレーラ車輪に発生するので、トレーラが突然ノーブレーキの状態になることはない。
請求項(抜粋):
トラクタと、このトラクタに連結して牽引されるトレーラとを有した連結車両において、車両の走行状態を検出し、検出信号を出力する走行状態検出手段と、運転者による制動操作とは独立して作動し、トラクタ車輪及びトレーラ車輪にそれぞれ制動力を発生させると共に、これらトラクタ車輪及びトレーラ車輪の制動力をそれぞれ調整可能に設けられた独立制動手段と、車両の旋回時、前記走行状態検出手段から出力される検出信号を評価して、この評価結果に基づき車両のヨー運動を制御するべく要求制動力の第1制御量を演算すると共に、前記評価結果に基づき旋回時の車速及び車両横加速度の少なくとも一方を所定の許容値以下に制限するべく前記要求制動力の第2制御量を演算し、これら演算した第1及び第2制御量に従って前記独立制動手段の作動を制御して前記トラクタ車輪及びトレーラ車輪にそれぞれ前記要求制動力を発生させる制御手段とを備え、前記制御手段は、前記トレーラ車輪については前記第1及び第2制御量のうち前記要求制動力が高い方を選択して使用することを特徴とする連結車両の制動制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/58
FI (3件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/58 B ,  B60T 8/58 Z
Fターム (18件):
3D045AA04 ,  3D045BB40 ,  3D045EE21 ,  3D045FF42 ,  3D045GG10 ,  3D045GG25 ,  3D045GG26 ,  3D045GG27 ,  3D046AA04 ,  3D046BB21 ,  3D046BB31 ,  3D046BB32 ,  3D046HH08 ,  3D046HH21 ,  3D046HH22 ,  3D046HH25 ,  3D046HH26 ,  3D046HH46

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