特許
J-GLOBAL ID:200903023336902679
車両用空気調和装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-304331
公開番号(公開出願番号):特開平5-139140
出願日: 1991年11月20日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 暖房運転のウォームアップ制御中であっても必要なときのみ冷媒圧縮機を作動させて、ウインドガラスの曇りを除去する。【構成】 エンジン冷却水の水温を検出する水温センサ23、外気温を検出する外気温センサ24、および冷媒蒸発器10の後方温度を検出する後方温度センサ25の出力に基づいて、ブロワ2および電磁クラッチ12の通電および通電の停止を制御するコンピュータ6を備える。このコンピュータ6は、冷媒蒸発器10の後方温度が(外気温+5°C)より高い場合に、暖房運転のウォームアップ制御中であっても電磁クラッチ12をオンして冷媒圧縮機7を強制的に1分間運転する。このため、冷媒蒸発器10の後方温度が外気温に近づいて保水した冷媒蒸発器10からの蒸発量が少なくなり、デフロスタ吹出口16より湿った空気が吹き出されなくなる。
請求項(抜粋):
車室内に向かって前記車室外の空気を送るための送風ダクトと、この送風ダクト内を流れる空気と内部を通過する冷媒とを熱交換させて空気を冷却する冷媒蒸発器、およびこの冷媒蒸発器に冷媒を供給する冷媒圧縮機を有する冷凍サイクルと、前記送風ダクト内を流れる空気と内部を通過するエンジン冷却水とを熱交換させて空気を加熱するヒータコアを有する温水回路と、エンジン冷却水の水温を検出する水温検出手段を有し、前記エンジン冷却水の水温が設定水温より低下している場合に前記冷媒圧縮機の作動を停止するウォームアップ制御を行う制御手段とを備えた車両用空気調和装置において、前記制御手段は、前記車室外の空気の温度を検出する室外温度検出手段、および前記送風ダクトにおいて前記冷媒蒸発器の後方温度を検出する後方温度検出手段を有し、前記ウォームアップ制御中でも前記車室外の空気温度より前記冷媒蒸発器の後方温度が高温の場合は前記冷媒圧縮機を作動させることを特徴とする車両用空気調和装置。
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