特許
J-GLOBAL ID:200903023350495423

改質装置と燃料電池システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-230635
公開番号(公開出願番号):特開平8-069808
出願日: 1994年08月30日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】【目的】 不活性ガス置換が可能な改質装置や燃料電池システムの小型化を図る。【構成】 燃料電池システム10は、燃料電池30の運転時には、アノード34から水素消費を経て排出される二酸化炭素リッチガスを二酸化炭素回収装置40の二酸化炭素回収部43に導入する。そして、この二酸化炭素回収部43に収納したゼオライトに極性物質であるCO2 を吸着保持する。一方、燃料電池30の運転停止時には、回収部加熱バーナ44に、燃料電池30の排気管路38から水素含有の二酸化炭素リッチガスを、メタノールタンク12からメタノールを供給してこれらを燃焼させる。これにより、二酸化炭素回収部43のゼオライトを、吸着保持済みの二酸化炭素の脱着放出が可能な加熱環境下に置き、脱着放出された二酸化炭素をメタノール改質装置20の改質反応部22と燃料電池30に導入してこれを置換する。
請求項(抜粋):
供給された炭化水素化合物を改質して水素リッチガスを生成する改質手段を有する改質装置であって、二酸化炭素を吸着保持し、所定条件下に置かれると該吸着保持した二酸化炭素を放出する二酸化炭素吸着手段と、該二酸化炭素吸着手段に二酸化炭素含有ガスを導入するガス導入手段と、前記二酸化炭素吸着手段を前記所定条件下に置いて前記吸着保持済みの二酸化炭素を放出させる二酸化炭素放出手段と、該放出された二酸化炭素を前記炭化水素化合物に替えて前記改質手段又は燃料電池装置の少なくとも一方に供給する置換手段とを備えることを特徴とする改質装置。
IPC (4件):
H01M 8/06 ,  C01B 3/38 ,  C01B 3/56 ,  H01M 8/04

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