特許
J-GLOBAL ID:200903023350904366

光学活性な2-アミノ-ω-オキソアルカン酸誘導体の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 光夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-306243
公開番号(公開出願番号):特開平11-236361
出願日: 1998年09月24日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】2-アミノ-ω-オキソアルカン酸誘導体を製造するための新規で簡単な概念を提供する【解決手段】対応するアルデヒドを対応するアセタール保護されたアルデヒドに転化し、アセタール保護されたアルデヒドを対応するアミノニトリルに転化し、アミノニトリルを対応するアミノ酸アミドに転化し、アミノ酸アミドを、アミノ酸アミドのRエナンチオマーはそのままで、SエナンチオマーがSアミノ酸に転化されるところの酵素によるエナンチオマー選択性加水分解に付し、Sアミノ酸を単離する方法。好ましくは、アミノニトリルのアミノ酸アミドへの転化後に得られる反応混合物をベンズアルデヒドで処理してアミノ酸アミドのシッフ塩基を形成し、そのシッフ塩基を分離し、遊離のアミノ酸アミドに転化する。
請求項(抜粋):
式1:【化1】[式中、nは0,1,2,3または4に等しく、R1およびR2は各々独立して炭素数1〜10のアルキル基を表すか、それらが結合しているO原子および該O原子が結合しているC原子と一緒になって炭素数3または4の環を形成する。]の(S)-2-アミノ-ω-オキソアルカン酸誘導体の製造法において、式2:【化2】[式中、nは上記の通りである。]の対応するアルデヒドを式3:【化3】[式中、n、R1およびR2は上記の通りである。]の対応するアセタール保護されたアルデヒドに転化し、アセタール保護されたアルデヒドを式4:【化4】[式中、n、R1およびR2は上記の通りである。]の対応するアミノニトリルに転化し、アミノニトリルを式5:【化5】[式中、n、R1およびR2は上記の通りである。]の対応するアミノ酸アミドに転化し、アミノ酸アミドを、アミノ酸アミドの(R)エナンチオマーはそのままで、(S)エナンチオマーが(S)アミノ酸に転化されるところの酵素によるエナンチオマー選択性加水分解に付し、そして(S)アミノ酸を単離することを特徴とする方法。
IPC (8件):
C07C229/22 ,  C07C237/06 ,  C07C251/24 ,  C07C255/26 ,  C07D319/06 ,  C07D321/06 ,  C12P 13/04 ,  C07M 7:00
FI (7件):
C07C229/22 ,  C07C237/06 ,  C07C251/24 ,  C07C255/26 ,  C07D319/06 ,  C07D321/06 ,  C12P 13/04
引用特許:
審査官引用 (8件)
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引用文献:
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