特許
J-GLOBAL ID:200903023353934479

ATM交換システムにおけるグループ通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩佐 義幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-017232
公開番号(公開出願番号):特開平5-219095
出願日: 1992年02月03日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】 ATM交換システムにおいて、コネクションレス型パケットのグループ通信を容易に行う。【構成】 システム中にグループ通信サーバ5を設け、各コネクションレス通信収容部はグループ通信パケットを受信すると、いったん、グループ通信サーバ5に転送する。グループ通信サーバ5からは、すべてのコネクションレス通信のエンドポイントに至るブロードキャスト用のバーチャルパスをあらかじめ設定しておき、受信したグループ通信パケットをブロードキャスト用バーチャルパスを用いてすべてのエンドポイントに同報し、各コネクションレス通信収容部は受信したグループ通信パケットのうち対地に自収容エンドポイントが含まれているパケット以外を廃棄する。
請求項(抜粋):
情報を固定長のセル単位で転送・交換するATM(AsynchronousTransfer Mode)交換システムにおけるグループ通信方式において、コネクションレス型データ通信収容部を有する1つ以上の交換ノードと、1つ以上のグループ通信サーバよりなり、システム内に収容されるコネクションレス通信で用いられるグループ通信用の識別子のすべてに対応して、グループ通信サーバより前記各グループ通信に含まれる複数対地のすべてに至るバーチャルパスをあらかじめそれぞれ設定しておくとともに、グループ通信サーバからシステム内の各交換ノードのすべてのコネクションレス通信収容部に至るブロードキャスト用バーチャルパスを設定しておき、各ATM交換ノードのコネクションレス通信収容部は、入力されるコネクションレス型データパケットのうち複数対地宛のグループ通信パケットを一旦グループ通信サーバに転送し、グループ通信サーバはセル化されて到着するデータパケットの宛先領域に記されたグループ通信識別子を調べ、もしグループ通信識別子に対応するバーチャルパスがあらかじめ設定されていた場合には、該バーチャルパスにデータパケットのセルを送信し、もしグループ通信識別子に対応するバーチャルパスがあらかじめ設定されていなかった場合には、ブロードキャスト用バーチャルパスにデータパケットのセルを送信し、各交換ノードのコネクションレス通信収容部は、ブロードキャスト用バーチャルパスを経て受信したグループ通信パケットの宛先グループ識別子を調べ、もし該宛先グループ識別子が自収容部を対地として含んでいた場合のみ、受信パケットを自収容部が収容しているエンドポイントに転送し、それ以外の場合には受信パケットを廃棄することを特徴とするATM交換システムにおけるグループ通信方式。
IPC (2件):
H04L 12/48 ,  H04L 12/18
FI (2件):
H04L 11/20 Z ,  H04L 11/18

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