特許
J-GLOBAL ID:200903023355960426
ホスファターゼ阻害剤およびそれを用いて食品等の味の劣化を防止する方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳野 隆生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-036695
公開番号(公開出願番号):特開平7-246076
出願日: 1994年03月08日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 食品に含まれるIMP、AMP、GMP等のヌクレオチドが食品由来のホスファターゼにより分解されることを防止して味の劣化を防ぐ。【構成】 蜜柑の皮、茶、玉葱の皮、ピーナッツの内皮もしくは殻、エビスグサ、ギシギシ、ソバ殻、又はこれらの抽出物の中から選ばれた1種または2種以上を含有するホスファターゼ阻害剤を、食品に対して0.01〜5重量%添加するか、食品該食肉や食品に対してホスファターゼ阻害剤を0.01〜5重量%含有する処理液に浸積する。【効果】 阻害剤の原料は一般的には食品廃棄物であり非常に安価で供給量も豊富で、しかも原料のまま、又簡単な抽出、精製操作だけで食品由来のホスファターゼ阻害剤として使用でき工業的な供給の面で極めて有利であり、この阻害剤により食品中のうま味成分であるIMP、AMP、GMP等のヌクレオチドの分解を防止して味の劣化を防ぐ事が出来る。
請求項(抜粋):
ニクズク科、ミカン科、ゴマ科、フトモモ科、セリ科、シソ科、クスノキ科、ツバキ科、ユリ科、マメ科、ナス科、ブナ科、タデ科の香辛料もしくは植物、またはこれらの抽出物の中から選ばれた1種または2種以上を含有してなる、食肉、野菜、卵等の食品由来のホスファターゼに対する阻害剤。
IPC (4件):
A23L 3/3472
, A23B 4/00
, A23B 4/14
, C12N 9/99
FI (2件):
A23B 4/00 H
, A23B 4/14 Z
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