特許

J-GLOBAL ID：200903023360881950

車両用油圧式無段変速装置

発明者： 飯野 尚史 ,  奥田 昭仁 ,  森本 茂
出願人/特許権者： 本田技研工業株式会社
代理人 (1件)： 大西 正悟
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-118952
公開番号（公開出願番号）：特開平10-311425
出願日： 1997年05月09日
公開日（公表日）： 1998年11月24日
要約：

【要約】【課題】 目標斜板角となるようにポンプ斜板角制御(容量制御)を行うときにおいて、エンジンストールを確実に防止する。【解決手段】 エンジンにより駆動される可変容量油圧ポンプからの吐出油を受けて油圧モータを駆動し、この油圧モータにより車両を駆動する車両用油圧式無段変速装置において、制御領域として、エンジンの回転数がアクセル開度指標値と車速指標値に対して予め設定される目標エンジン回転数となるように可変容量油圧ポンプの容量を制御する第1のポンプ容量制御領域と、車両の運転状態に対して予め設定される目標ポンプ容量となるように可変容量油圧ポンプの容量を制御する第2のポンプ容量制御領域とを有する。第2のポンプ容量制御領域における制御が行われているときに、エンジン回転数が所定値以下となったことが検知されたときには、ポンプ容量を増加させる制御を禁止する。

請求項（抜粋）：

エンジンにより駆動される可変容量油圧ポンプと、この可変容量ポンプからの吐出油を受けて駆動される油圧モータとを備え、この油圧モータの駆動力を車両駆動に用いる車両用油圧式無段変速装置において、前記エンジンの回転数を検知するエンジン回転数検知手段と、前記可変容量油圧ポンプの容量を制御するポンプ容量制御手段とを有し、このポンプ容量制御手段による制御領域として、前記エンジンの回転数がアクセル開度指標値と車速指標値に対して予め設定される目標エンジン回転数となるように前記可変容量油圧ポンプの容量を制御する第1のポンプ容量制御領域と、車両の運転状態に対して予め設定される目標ポンプ容量となるように前記可変容量油圧ポンプの容量を制御する第2のポンプ容量制御領域とを有し、前記ポンプ容量制御手段により前記第2のポンプ容量制御領域における制御が行われているときに、前記エンジン回転数検知手段によりエンジン回転数が所定値以下となったことが検知されたときには、前記ポンプ容量制御手段によりポンプ容量を増加させる制御を禁止するようになっていることを特徴とする車両用油圧式無段変速装置。

IPC (7件)：

F16H 61/42 ,  F16H 47/04 ,  F16H 61/16 ,  F16H 59:18 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:68

FI (3件)：

F16H 61/42 E ,  F16H 47/04 D ,  F16H 61/16 Z