特許

J-GLOBAL ID：200903023363828146

クラッチ装置

発明者： 栗原 作雄
出願人/特許権者： 栃木富士産業株式会社
代理人 (1件)： 三好 秀和 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-296924
公開番号（公開出願番号）：特開平6-147236
出願日： 1992年11月06日
公開日（公表日）： 1994年05月27日
要約：

【要約】【目的】 クラッチ摺動部の摩擦係数が変化しても全体の連結トルクの変化が小さく抑えられるクラッチ装置の提供を目的とする。【構成】 磁束に直角な断面積がaであるヨーク(79)を有する電磁石(67)と、断面積がbとcの摺動部(101,103,105,107)に分割された多板式のパイロットクラッチ(65)と、パイロットクラッチ(65)を締結するアーマチャ(73)と、メインクラッチ(53)と、カム(57)とを備え、b/a又はc/aの値をxとし、一定の作動時間経過後のパイロットクラッチ(65)とメインクラッチ(53)における摩擦係数の変化率をそれぞれyとzとしたとき、予め求めたyとxとの関係からy・z≒1となるように、a,b,cの値を決定したことを特徴とする。

請求項（抜粋）：

回転ケース外に配置され磁束に直角な断面積がaであるヨークを有する電磁石と、回転ケース内に配置されクラッチ板が磁気遮断部を介して断面積がそれぞれbとcの摺動部に分割された多板式のパイロットクラッチと、前記ヨークとこれらの摺動部とを通る電磁石の磁力により移動操作されてパイロットクラッチを締結するアーマチャと、摩擦式のメインクラッチと、パイロットクラッチが締結されるとトルクを受けカム力によりメインクラッチを締結するカムとを備え、b/a又はc/aの値をxとし、一定の作動時間経過後のパイロットクラッチとメインクラッチにおける摩擦係数の変化率をそれぞれyとzとしたとき、予め求めたyとxとの関係からy・z≒1となるように、a,b,cの値を決定したことを特徴とするクラッチ装置。

IPC (3件)：

F16D 27/115 ,  B60K 17/20 ,  F16H 1/445