特許
J-GLOBAL ID:200903023367712223

車両用ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-072430
公開番号(公開出願番号):特開平9-263234
出願日: 1996年03月27日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 パニック的な急制動の様に、通常ブレーキ時における車輪制動よりも、より一層大きな制動力が要求される状態において、的確に高制動力を確保できる車両用ブレーキ装置を提供すること。【解決手段】 S110では、ブレーキペダル1の操作量Xを検出する。S120では、ブレーキペダル1の操作量Xに応じてブレーキアシストを開始する開始基準dXsを変更する。S130では、ブレーキペダル1の移動速度(操作速度)である操作量変化量dXを算出する。S140では、ブレーキペダル1の操作量変化量dXが、操作変化量閾値dXs以上か否かを判定し、そうである場合は、S150にて、ブレーキアシストを開始するタイミングであるので、ポンプ15を駆動してホイールシリンダ圧を増圧し、ブレーキアシストを開始する。
請求項(抜粋):
車両に制動力を加えるべく第1のブレーキ液圧を発生する発生源を有するブレーキ液圧発生手段と、該ブレーキ液圧発生手段に対して、運転者の踏力を伝達するブレーキペダルと、車輪に制動力を発生させる制動力発生手段と、前記ブレーキ液圧発生手段と前記制動力発生手段とを連通する管路において、前記第1のブレーキ液圧の発生時に、当該第1のブレーキ液圧を発生させるブレーキ液量を所定量減少し、この所定量の減少分のブレーキ液量を用いて前記制動力発生手段に加わるブレーキ液圧を第2のブレーキ液圧に増圧して前記制動力発生手段に伝達する圧力増幅手段と、を備えた車両用ブレーキ装置であって、所定の開始基準に達した場合には、前記圧力増幅手段によるブレーキアシストの動作を開始するブレーキアシスト開始手段と、前記ブレーキペダルの操作量に対応した値を検出する操作量検出手段と、該操作量検出手段によって検出された前記ブレーキペダルの操作量に対応した値に応じて、前記ブレーキアシスト開始手段の開始基準を変更する基準変更手段と、を備えたことを特徴とする車両用ブレーキ装置。
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (12件)
  • 特開平4-243648
  • 特開平4-243648
  • 特開平4-243648
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