特許
J-GLOBAL ID:200903023371247942

厚紙箱用素材と厚紙箱

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-017701
公開番号(公開出願番号):特開平7-257546
出願日: 1995年02月06日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 引きちぎりストリップなしで容易に開くことができ余分の工具を要しないで開放できる箱を提供する。【構成】 箱10に用いられる素材は、箱の開口に等しい寸法を有し箱を閉じるため相互に接着される主フラップ20,20′,22,22′を有している。外側頂部フラップ20は折り目の近くに位置するミシン目30を有し、内側頂部フラップ22は、箱の開放中ミシン目30の中央部分36の押込みを妨げないようになっている第1の切抜き40と、箱が完全に開かれる時外側頂部フラップ20の引きちぎりを妨げないようになっている第2の切抜き40,44とを有している。
請求項(抜粋):
長さがL、幅がl、高さがhの厚紙箱のための素材であって、一方において主要部分を有し、主要部分の長さが実質的に2(L+l)に等しくまた幅が箱の高さhに等しく、さらに箱を形成するため前記素材を折り込むことのできるよう折り目線が設けられ、前記主要部分は箱の高さに等しい寸法を有する両端の部分の一方に主要部分の他端(16′)に接着されるようになっているつまみ片(16)が設けられ、主要部分が、接着と主要部分に横方向に配された折り目線に沿う素材の折り込みとの後に、長さがlで高さがhの2つの側壁(14,14′)と長さがLで高さがhの前壁(12)及び後壁(12′)とからなる4つの垂直壁を区画形成するようになっており、また他方において、前記主要部の各側に配設されて箱の底面と頂面とをそれぞれ形成する2組の4つのフラップを有し、各組のフラップが、実質的に正方形の全体形状の2つの横のフラップ(24,26,24′,26′)と、箱が形成されたとき箱の底部又は頂部の実質的に全表面を覆う表面をそれぞれが有する外側フラップ及び内側フラップ(20,22,20′,22′)とを有している厚紙箱用素材において、(a)箱の頂部に接合された外側頂部フラップ(20)が、実質的に同一の中心を有する円の円弧を区画形成し外側頂部フラップと主要部分との間の折り目線の近くに配された2つの実質的に対称の外側部分(32,34)と凸面側が前記2つの外側部分の凸面側とは反対側に向く中央部分(36)との3つの部分からなるミシン目(30)を有し、前記ミシン目の外側部分上の点と前記折り目線との間の距離が前記ミシン目に沿って前記中央部分からの距離と共に漸次増大するようになっており、(b)箱の頂部に接合された内側頂部フラップ(22)が、内側頂部フラップと主要部分との間の折り目線とは反対側の外端縁に、ミシン目の中央部分に適合し箱の開放中ミシン目の中央部分によって区画形成された外側頂部フラップの部分を押し込むのを妨げることのないようにする第1の形状(40)と、ミシン目の2つの外側部分に適合し箱の開放中外側頂部フラップの引きちぎりを妨げることのないようにする第2の形状(42,44)とを有している、ことを特徴とする厚紙箱用素材。

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