特許
J-GLOBAL ID:200903023373603266

押出しラミネート用ポリエチレン樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 武井 英夫 ,  清水 猛 ,  伊藤 穣 ,  鳴井 義夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-087996
公開番号(公開出願番号):特開2006-265440
出願日: 2005年03月25日
公開日(公表日): 2006年10月05日
要約:
【課題】 成形加工性が良好で、加工時の発煙量が少なく、加えて、優れた耐熱性とヒートシール性を併せ持ち、さらにはクリーン性を兼ね備えた、食品用、飲料用、医薬用などの容器包装材、防湿紙、剥離紙等の用途に好適に用いられる押出しラミネート用ポリエチレン樹脂組成物を提供する。【解決手段】 密度、メルトマスフローレイト、数平均分子量に対する重量平均分子量の比で表される分子量分布が特定の範囲にあり、該線状ポリエチレン中の換算分子量が10000以下のエチレン系重合体の炭素原子1000個に含まれるメチル炭素原子の個数が100個以下である線状ポリエチレンと、高圧法低密度ポリエチレンが、密度、メルトマスフローレイト、溶融張力比が特定の範囲にあり、メルトマスフローレイト比と溶融張力とが特定の関係である2種類の高圧法低密度ポリエチレンとからなる押出しラミネート用ポリエチレン樹脂組成物。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
線状ポリエチレンと高圧法低密度ポリエチレンとからなる樹脂組成物であって、線状ポリエチレンが、密度が930kg/m3 以上、メルトマスフローレイトが0.1g/10min以上50g/10min以下、数平均分子量に対する重量平均分子量の比で表される分子量分布が2以上10以下であり、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーで得られる該線状ポリエチレン中の換算分子量が10000以下のエチレン系重合体の炭素原子1000個に含まれるメチル炭素原子の個数が100個以下である線状ポリエチレン(A)、高圧法低密度ポリエチレンが、密度が935kg/m3 以下でメルトマスフローレイトが0.3g/10min以上10.0g/10min以下、下記式(1)で表される溶融張力比が0.7以上、メルトマスフローレイト比と溶融張力との関係が下記式(2)を満たす高圧法低密度ポリエチレン(B)と、密度が935kg/m3 以下でメルトマスフローレイトが0.3g/10min以上10.0g/10min以下、下記式(1)で表される溶融張力比が0.6以下、メルトマスフローレイト比と溶融張力との関係が下記式(3)を満たす高圧法低密度ポリエチレン(C)からなり、線状ポリエチレン(A)が20重量部以上95重量部以下、高圧法低密度ポリエチレン(B)と高圧法低密度ポリエチレン(C)との合計が80重量部以下5重量部以上、高圧法低密度ポリエチレン(B)と高圧法低密度ポリエチレン(C)との重量比が1/99以上99/1以下であることを特徴とする押出しラミネート用ポリエチレン樹脂組成物。 MTR=(MT240 °C)/(MT190 °C) (1) (MT190 °C)≧0.65(FRR)-20 (2) (MT190 °C)≦0.65(FRR)-25 (3) ここで上記式(1)、(2)及び(3)において、MTRは溶融張力比、MTは溶融張力、MTの添え字は溶融張力の測定温度、FRRはメルトマスフローレイト比を表す。
IPC (1件):
C08L 23/04
FI (1件):
C08L23/04
Fターム (7件):
4J002BB03W ,  4J002BB03X ,  4J002BB03Y ,  4J002BB05W ,  4J002FD100 ,  4J002GF00 ,  4J002GG02
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 樹脂被覆紙
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-358006   出願人:三菱製紙株式会社, 三菱化成株式会社
  • 特許第3005194号公報

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