特許
J-GLOBAL ID:200903023374763500

ロールコネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-061723
公開番号(公開出願番号):特開平6-275354
出願日: 1993年03月22日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】 ロールコネクタ内でのフラットケーブルの滑らかな動きを妨げずにがさつきを簡単な構成で確実に防止してコストアップを防ぐ。【構成】 フラットケーブル5の内周端と外周端の中間に位置する突端を有する第1突起3a,4aを、ステータ下壁1aとロータ上壁2aの各内面に形成する。また、下壁1aと上壁2aに、フラットケーブル5の内周端と外周端の間の位置から、内周端よりも径方向内方及び外周端よりも径方向外方へ向かって突出量が大きくなる傾斜面を有する第2突起3b,4bを形成する。そして、各第1突起3a,4aの各突端を、対向時の間隔がフラットケーブル5の幅寸法よりも僅かに大きくなるように設定し、各第2突起3b,4bの傾斜面を、フラットケーブル5の各エッジの内周端と外周端から僅かに離れて位置するように形成する。
請求項(抜粋):
相対回転可能なステータ(1)とロータ(2)の間に形成された大略環状のスペースに、渦巻き状に巻かれたフラットケーブル(5)が収納され、該フラットケーブル(5)の一端がロータ(2)側に固定されるとともに他端がステータ(1)側に固定されたロールコネクタにおいて、上記フラットケーブル(5)の各エッジと対向しかつ相対回転可能な環状スペースの各対向内面(1d,2c)に、その径線沿いに延在する第1突起(3a,4a,6a,7a)と第2突起(3b,4b,6b,7b)とがそれぞれ形成され、上記各第1突起(3a,4a,6a,7a)は、両対向内面(1a,2c)上でそれぞれ上記ロータ(2)の回転中心を中心とする互いに同一直径の円周上に位置する突端を少なくとも一箇所に有し、上記各第2突起(3b,4b,6b,7b)は、両対向内面(1d,2c)上で、それぞれ、該フラットケーブル(5)の内周端と外周端の間の位置から、内周端よりも径方向内方及び外周端よりも径方向外方へ向かって突出量が大きくなる傾斜面を有し、上記各第1突起(3a,4a,6a,7a)の各突端は対向時の間隔が上記フラットケーブル(5)の幅寸法(A)よりも僅かに大きく設定され、上記各第2突起(3b,4b,6b,7b)の傾斜面は該フラットケーブル(5)を該第1突起(3a,4a,6a,7a)の一方(3a,6a)の突端で受けた状態で該フラットケーブル(5)の各エッジの内周端と外周端から僅かに離れて位置するように形成されたことを特徴とするロールコネクタ。
IPC (3件):
H01R 35/04 ,  B60R 16/02 ,  B62D 1/04

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