特許
J-GLOBAL ID:200903023378759205

ノイズレベル検出方法、システム及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 満
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-058722
公開番号(公開出願番号):特開平10-319985
出願日: 1998年03月11日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 ノイズレベルの変動に対しても安定に且つ的確にノイズレベルを検出することができる。【解決手段】 パワーレベル算出部1は入力される音声データを、所定時間幅の短い音声区間であるフレームを所定時間ずつずらして切り出す。パワー分布算出部2はフレーム毎のパワーレベルの頻度分布特性を求める。境界推定部3は、パワー分布算出部2で得たフレーム毎のパワーレベルの頻度分布特性に基づいて、ノイズレベル領域と音声レベル領域との境界を、少なくともノイズレベル領域にノイズレベルの分布する範囲を全て含むように推定する。ノイズ分布算出部4は、境界推定部3で設定された境界値以下のノイズレベル領域について、ノイズレベルの分布を計算する。ノイズレベル算定部5は、ノイズ分布算出部4で求めたノイズレベル分布の平均値に偏差を加算し、ノイズレベルを算定して出力する。
請求項(抜粋):
音声データに基づいて該音声データ中に含まれるノイズのノイズレベルを検出するにあたり、前記音声データの所定時間幅におけるパワーレベルを所定時間毎に求めるパワーレベル算出ステップと、前記パワーレベル算出ステップで算出される所定時間幅毎のパワーレベルの頻度分布特性を求めるパワー分布算出ステップと、前記パワー分布算出ステップで求められたパワーレベルの頻度分布特性に基づいて、ノイズレベル領域と音声レベル領域との境界を推定する境界推定ステップと、前記境界推定ステップで推定されたノイズレベル領域についてノイズレベルの分布を計算するノイズレベル分布算出ステップと、前記ノイズレベル分布算出ステップで求められたノイズレベル分布に基づいてノイズレベルを算定するノイズレベル算定ステップと、を有することを特徴とするノイズレベル検出方法。
IPC (2件):
G10L 3/00 513 ,  G10L 9/00
FI (3件):
G10L 3/00 513 A ,  G10L 9/00 A ,  G10L 9/00 F

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