特許
J-GLOBAL ID:200903023380121498

固体電解コンデンサの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-033785
公開番号(公開出願番号):特開平6-252002
出願日: 1993年02月24日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 低損失な固体電解コンデンサの製造方法を確立する。【構成】 弁作用金属よりなる多孔性素子を電解酸化し、多孔性素子の表面に酸化皮膜を形成する工程と、多孔性素子を導電性高分子溶液に浸漬した後、導電性高分子粉末を懸濁したポリアニリンの希釈溶液に多孔性素子を浸漬して乾燥した後、脂肪族または芳香族スルフォン酸をドーピング処理を施して予備電極層を形成する工程と、予備電極層を備えた多孔性素子を陽極として電解重合を行い、予備電極層の上に陰極導電層を形成する工程と、陰極導電層の上にカーボン塗料と銀塗料を塗布し、陰極リードの取り出しを行なった後、樹脂外装を行なう工程とよりなる固体電解コンデンサの製造法、また、陰極導電層の形成は予備電極層を備えた素子を導電性高分子の単量体と有機酸或いは有機酸の塩を含む溶液中で電解重合したことを特徴とする。
請求項(抜粋):
弁作用金属よりなる多孔性素子を電解酸化し、該多孔性素子の表面に酸化皮膜を形成する工程と、該多孔性素子を導電性高分子溶液に浸漬した後、ドーピング処理を施して予備電極層を形成する工程と、該予備電極層を備えた多孔性素子を陽極として電解重合を行い、該予備電極層の上に陰極導電層を形成する工程と、該陰極導電層の上にカーボン塗料と銀塗料を塗布し、陰極リードの取り出しを行なった後、樹脂外装を行なう工程とよりなる固体電解コンデンサの製造工程において、前記多孔質素子の酸化皮膜上への予備電極層の形成が導電性高分子粉末を懸濁したポリアニリンの希釈溶液に多孔性素子を浸漬して乾燥した後、脂肪族または芳香族スルフォン酸をドープしたものであり、また、陰極導電層の形成が予備電極層を備えた素子を導電性高分子の単量体と有機酸或いは有機酸の塩を含む溶液中で電解重合したことを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
IPC (2件):
H01G 9/02 331 ,  H01G 9/05

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