特許
J-GLOBAL ID:200903023387654777

ガスタービン燃焼器の壁面冷却構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-106883
公開番号(公開出願番号):特開2001-289062
出願日: 2000年04月07日
公開日(公表日): 2001年10月19日
要約:
【要約】【課題】 ガスタービン燃焼器の冷却用流体消費量を低減する。【解決手段】 ガスタービン燃焼器1の内筒5b内面に全周にわたって熱遮蔽部材550を配置する。熱遮蔽部材内部は内筒軸線に沿った方向に延びる複数の管状冷却空気通路550aが形成された、板状部材であり、冷却空気通路551の一端は冷却空気が供給される冷却空気室559に連通する冷却空気入口とされ、他端は内筒壁面に沿って冷却空気を噴射する冷却空気出口とされる。また、熱遮蔽部材は、その入口側端部550dで全周にわたって内周内面に固定されるとともに、熱遮蔽部材外周の冷却空気通路の入口と出口との間の位置にはシール553が設けられている。このため、冷却空気室内に流入した冷却空気は、その全量が冷却空気通路に流入し、熱遮蔽部材を対流冷却により冷却した後、冷却空気通路出口から内筒壁面に沿って噴射され、内筒壁面をフィルム冷却する。
請求項(抜粋):
タービン駆動の圧縮機で加圧した燃焼空気を用いて燃料を燃焼させ、前記タービンを駆動する燃焼ガスを発生させるガスタービン燃焼器の壁面冷却構造であって、供給された燃料が燃焼する燃焼室を構成する内部空間を有する円筒状の内筒と、前記内筒の内面に全周にわたって取り付けられ、燃焼室壁を構成する熱遮蔽部材と、を備え、前記熱遮蔽部材は、内筒軸線に沿った方向に延びる複数の管状の冷却空気通路を内部に備えた板状部材から成り、前記冷却空気通路は前記熱遮蔽部材の一方の端部に設けられた冷却空気入口と他端に設けられた冷却空気出口とを有し、冷却空気入口から供給された冷却空気は、前記冷却空気通路内を流れ、冷却空気出口から内筒内周壁面に沿って燃焼室内に流入するようにされ、前記熱遮蔽部材は、内筒軸線方向の一方の端部で前記内筒内周面に固定されるとともに、前記冷却空気空気入口と出口との間の位置に熱遮蔽部材と内筒内周面との間を通って冷却空気が燃焼室に流入することを防止するシールを備えた、ガスタービン燃焼器の壁面冷却構造。
IPC (4件):
F02C 7/18 ,  F02C 7/16 ,  F02C 7/28 ,  F23R 3/02
FI (4件):
F02C 7/18 C ,  F02C 7/16 Z ,  F02C 7/28 C ,  F23R 3/02

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