特許
J-GLOBAL ID:200903023388672485
水溶性樹脂を用いたプラスチック製中空成形品の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
清水 久義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-154991
公開番号(公開出願番号):特開平5-208452
出願日: 1991年06月27日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 水溶性樹脂を用いて複雑な幾何学的形状を有するプラスッチク製中空成形品を容易に製造し得ると共に、多量生産に適合するようになっている。【構成】 水溶性樹脂として、段階的な射出成形作業により片方コアを製作する段階と、これらの片方コアを溶剤溶着法とか超音波溶着法または振動溶着法で互いに接合して、一つのコアを製作する段階、該コアを金型キャビティに装着し、その外周に非水溶性樹脂を2次射出する段階及び、完成された製品のコアに高温の水を噴射させコア樹脂を溶解させる段階からなるところ、特に射出時間と射出速度及び射出圧力のような作業条件を射出シリンダーの所定区域で夫々変化させながら射出作業を段階的に行うようになっている。
請求項(抜粋):
射出成形機の射出シリンダーとして水溶性樹脂をコア製作用金型内部に射出してコアの片方である上・下部コアを夫々射出成形し、これらの上・下部コアの接触面に水やメチルアルコールのような親水性OH基を有する溶剤を塗布して互いに接合した後、接合されたコアに2〜10kg/cm2 の圧力を加えながら1乃至24時間の間に乾燥させコアを製作する段階と、このコアを金型キャビティ10内に装着し、このコアの周囲に非水溶性樹脂を高圧で2次射出したのち冷却させ、コア周囲に製品用樹脂が囲まれた製品を製作する段階及び、この製品に加熱手段によって加熱された高温の水を噴射して水溶性樹脂からなったコアを溶解させる段階からなる水溶性樹脂を用いたプラスチック製中空成形品の製造方法。
IPC (5件):
B29D 22/00
, B29C 33/52
, B29C 45/14
, B29C 45/40
, B29L 22:00
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