特許
J-GLOBAL ID:200903023390518264

同芯軸減速機及びこれを付設した弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-245843
公開番号(公開出願番号):特開2000-074162
出願日: 1998年08月31日
公開日(公表日): 2000年03月07日
要約:
【要約】【課題】 背高を低く、かつ回転阻止トルク設定の信頼性を高める。【解決手段】 ケーシング1内に内歯歯車2及び遊星外歯歯車3を設け、入力軸4の回転をその偏心円部11を介して外歯歯車3に伝達し、外歯歯車3を公転・自転させる。その自転を透孔7、ピン6、出力ボス14を介して出力軸(弁軸)5に伝達する。この伝達は、遊星歯車機構によって減速される。内歯歯車2は、その上面全周囲でケーシング1と凹凸嵌合しており、その嵌合はばね18によって維持されている。入力軸4からのトルクが一定値以下であれば、その嵌合は外れず、入力軸4からの回転力は減速されて出力軸5に伝達される。一方、出力軸5が何らかの事情により回転し得なくなれば、凹凸嵌合に働くトルクが一定値以上になり、内歯歯車2をばね18に抗して押し下げ、その嵌合が外れる。このため、外歯歯車3の偏心運動は内歯歯車2を回転させ、ピン6には力は伝達されず、出力軸5は回転しない。すなわち、回転力が断ち切られる。
請求項(抜粋):
ケーシング1内に内歯歯車2を固定し、この内歯歯車2に遊星外歯歯車3を噛み合わせ、前記内歯歯車2の軸心上の入力軸4及び出力軸5を前記ケーシング1内に回転自在に支持して導き入れ、前記入力軸4に偏心円部11を設けて、この円部11に前記遊星外歯歯車3を回転自在に嵌め込み、前記出力軸5に一体の出力ボス14にその軸心周りに出力軸5に平行なピン6を設け、このピン6を前記遊星外歯歯車3の透孔7内に導き、前記入力軸4の回転により、遊星外歯歯車3、ピン6、出力ボス14を介して前記出力軸5を減速回転させる同芯軸減速機Dにおいて、上記ケーシング1内に上記内歯歯車2を、その軸心周りに回転可能にするとともに、ケーシング1と内歯歯車2間にその回転阻止手段を設け、この回転阻止手段は、内歯歯車2に所要以上の回転トルクが働くと、内歯歯車2の回転を許容するものであることを特徴とする同芯軸減速機。
IPC (3件):
F16H 1/32 ,  F16D 43/20 ,  F16K 31/53
FI (3件):
F16H 1/32 A ,  F16D 43/20 ,  F16K 31/53
Fターム (26件):
3H063BB16 ,  3H063BB32 ,  3H063BB43 ,  3H063DB35 ,  3H063DB36 ,  3H063DC01 ,  3H063FF09 ,  3H063GG05 ,  3J027FA36 ,  3J027FA50 ,  3J027FB18 ,  3J027FB21 ,  3J027FB31 ,  3J027GB03 ,  3J027GC03 ,  3J027GD03 ,  3J027GD08 ,  3J027GD12 ,  3J027GE11 ,  3J027GE27 ,  3J068BA02 ,  3J068BB02 ,  3J068CB03 ,  3J068EE06 ,  3J068GA11 ,  3J068GA19

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