特許
J-GLOBAL ID:200903023391372476
圧電アクチュエータおよびその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後呂 和男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-039099
公開番号(公開出願番号):特開2006-261656
出願日: 2006年02月16日
公開日(公表日): 2006年09月28日
要約:
【課題】アニール処理による圧電特性の低下を抑制できる圧電アクチュエータ、およびインクジェットヘッドの製造方法を提供することにある。【解決手段】振動板2と圧電層4との間に、互いに溶融開始温度の異なる低温溶融層3Aと高温溶融層3Bとからなる下部電極3を設ける。下部電極3を焼成する焼成工程においては、低温溶融層3Aのみが溶融する低い温度で焼成を行い、圧電層4アニール処理工程においては、高温溶融層3Bが溶融する高い温度でアニール処理を行う。このとき、焼成工程においては、低温溶融層3Aにおいて白金ナノ粒子の溶融が起こり、密着性および拡散防止効果が発揮される。そして、アニール工程においては、高温溶融層3Bにおいて白金粒子が溶融し、密着性および拡散防止効果が発揮される。アニール処理による圧電アクチュエータの圧電特性の低下を抑制できる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
基板上に、溶融開始温度TM1及び最大収縮温度TS1を有する第1拡散防止層と、溶融開始温度TM2及び最大収縮温度TS2を有する第2拡散防止層を形成する拡散防止層形成工程と、
前記拡散防止層を、TM1 < TM2 < TC < T S1を満たす焼成温度Tcで焼成する焼成工程と、
前記拡散防止層上に圧電層を形成する圧電層形成工程と、
前記圧電層を、TM2 < TA < TS2を満たすアニ-ル温度TAでアニールするアニール処理工程とを含む圧電アクチュエータの製造方法。
IPC (7件):
H01L 41/22
, H01L 41/09
, H01L 41/18
, H02N 2/00
, B41J 2/16
, C23C 24/08
, C23C 28/00
FI (8件):
H01L41/22 Z
, H01L41/08 L
, H01L41/08 J
, H01L41/18 101Z
, H02N2/00 B
, B41J3/04 103H
, C23C24/08 C
, C23C28/00 B
Fターム (22件):
2C057AF93
, 2C057AG45
, 2C057AP14
, 2C057AP24
, 2C057AP31
, 2C057AP54
, 2C057AP57
, 2C057BA04
, 2C057BA14
, 4K044AA03
, 4K044AB02
, 4K044AB10
, 4K044BA08
, 4K044BA12
, 4K044BB03
, 4K044BB04
, 4K044BC11
, 4K044BC14
, 4K044CA12
, 4K044CA24
, 4K044CA53
, 4K044CA62
引用特許:
出願人引用 (1件)
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インクジェットヘッド
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-230304
出願人:株式会社リコー
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