特許
J-GLOBAL ID:200903023393760015

エンジンの暖機促進装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-042113
公開番号(公開出願番号):特開平5-215000
出願日: 1992年01月31日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 エンジンの暖機性を改善するようにしたエンジンの暖機促進装置の提供。【構成】 エンジン1は、スロットル弁16をバイパスするバイパス通路17に介装されたISCバルブ18によってアイドル回転数が制御される。他方排気弁4は、バルブタイミング可変機構7によって、第1と第2のバルブタイミングとに切換可能であり、第2バルブタイミングは、第1に比べて、その閉弁時期が遅くされ、第2バルブタイミングが選択されたときには、吸気弁と排気弁とのバルブオ-バラップが拡大される。無負荷低回転領域Iにおける冷間時には第2バルブタイミングが設定され、バルブオ-バラップが拡大される。また、この無負荷低回転領域Iにおいては、バルブオ-バラップの制御に加えて冷間時には点火時期が大きくリタ-ドされる。したがって、冷間時には、残留ガスが増大し、また、点火時期のリタ-ドによって、燃焼が膨張行程の後半に行なわれることになる。
請求項(抜粋):
吸気系に配設されたスロットル弁をバイパスするバイパス通路と、該バイパス通路に介装されて、無負荷低回転領域におけるエンジン回転数を調整するバイパスバルブとを備えたエンジンにおいて、吸気弁と排気弁とが共に開弁状態となるバルブオ-バラップの期間を変更するバルブオ-バラップ期間変更手段と、点火時期を変更する点火時期変更手段と、エンジンの暖機状態を検出する暖機検出手段と、エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、該運転状態検出手段及び前記暖機検出手段からの信号を受け、エンジンの運転状態が無負荷低回転状態にあるときに、冷間時には、バルブオ-バラップの期間を温間時に比べて拡大すると共に前記点火時期を温間時に比べてリタ-ドさせる制御手段と、を備えていることを特徴とするエンジンの暖機促進装置。
IPC (10件):
F02D 43/00 301 ,  F01L 1/34 ,  F01N 3/20 ,  F01N 3/24 ,  F02D 13/02 ,  F02D 41/06 315 ,  F02D 41/16 ,  F02D 43/00 ,  F02N 17/06 ,  F02P 5/15
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-271515
  • 特開平3-185232

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