特許
J-GLOBAL ID:200903023395872627

基地局と応答機とにより形成されるシステムの作動方法及びこれに好適なシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-093875
公開番号(公開出願番号):特開平10-084304
出願日: 1997年04月11日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 応答機の共振周波数を、該応答機そのもので基地局の搬送波周波数に確実に、しかも迅速に自動的に同調させる方法を提供する。【解決手段】 自前のエネルギー源を持たず、しかも基地局(10)に無接触法にて結合される応答機(1)を作動させる場合、該応答機は基地局から伝送される電磁界から、応答機の回路装置附勢用の供給電圧を発生する。この供給電圧の大きさは、応答機の共振回路(2,3)を基地局の搬送波周波数に如何にして良好に同調させるかに依存する。本発明では、応答機の共振回路におけるコイル(2)に発生する電圧を測定し、次に共振回路の第1コンデンサ(3)に補助コンデンサ(26)を接続し、その後前記コイルに誘起される電圧変化を検出し、この電圧変化に応答して第1コンデンサ(3)に並列に少なくとも1個の第2コンデンサ(23)を接続したり、又は第2コンデンサを切り離したりして、最適な同調を行なうようにする。
請求項(抜粋):
基地局と、該基地局に無接触法にて結合される応答機とにより形成されるシステムを作動させる方法であって、前記応答機が回路装置と、コイル及び少なくとも1個の第1コンデンサを有する共振回路とを具えており、前記第1コンデンサには複数の第2コンデンサを並列に接続することができ、前記基地局により伝送される固定周波数を有する交番電磁界により、特に前記回路装置を附勢する電力を前記共振回路のコイルに発生させるようにして前記システムを作動させる方法において、前記応答機内で同調動作を内部的に制御し、この同調期間中には、前記交番電磁界の受信開始後に、前記コイルに発生する電圧を測定し、次いで予定したキャパシタンスを有する第3コンデンサを前記第1コンデンサに並列に接続し、且つ前記第3コンデンサの接続による前記コイルにおける電圧の変化を検出し、この電圧変化に応答して、前記第1コンデンサに並列の少なくとも1個の第2コンデンサの切り離し又は接続を制御することを特徴とする基地局と応答機とにより形成されるシステムの作動方法。
IPC (5件):
H04B 5/00 ,  G01S 13/75 ,  G01S 13/76 ,  G01S 13/79 ,  H03J 3/20
FI (3件):
H04B 5/00 Z ,  H03J 3/20 ,  G01S 13/80

前のページに戻る