特許
J-GLOBAL ID:200903023397990732

ダスト除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-542132
公開番号(公開出願番号):特表2000-510918
出願日: 1997年03月06日
公開日(公表日): 2000年08月22日
要約:
【要約】例えばヤンキー胴(2)から離れたところでクレープ(縮みじわ)が付けられ、横方向に広げられる柔らかいクレープ巻取紙(1)の製造中、生じたダストを除去する装置が、内部吸引室(21)を備えたハウジング(20)から成るダスト吸引ボックス(18)を有し、ハウジング(20)は、吸引ギャップの形態の第1の入口(24)と、本体部分(25)と、第1及び第2の部分(26,27)とを有し、これら部分(26,27)の間に前記吸引ギャップが形成されている。本発明によれば、本体部分は、円筒体の一部の形態をしていて、これに対応して吸引室内に湾曲した内側側部を構成し、吸引ギャップは、外側の漸変絞り部(29)と内側の漸変拡大部(30)とから成り、絞り部と拡大部は、移行部(31)のところで互いに合体し、移行部において絞りが最大となっている。第1の入口形成部分(26)は、拡大部の側部を構成する平坦な面(33)を有し、これに対し、入口を形成する第2の部分(27)は、所定半径及び絞り部(29)の側部全体と拡大部(30)の最初の部分を構成するような弧長を有する湾曲した面(36)と、湾曲面(36)から接線方向に延びると共に移行部のところにおける湾曲面の接線と鋭角αをなす内側の平坦な面(37)との両方から成る。
請求項(抜粋):
例えば印刷機におけるペーパーウェブを裁断したり巻き直す機械や、例えば クレープ加工ドクター(3)によってヤンキー胴から離れたところでクレープ 加工されると共に一又は二以上の広げ手段(7,8)によって広げられる柔らか いクレープペーパーウェブ(1)の製造における抄紙機のドライエンドで、移 動中のセルロース繊維材料ウェブの加工中に生じたダストを除去するための装 置であって、真空源と連通状態にある内部吸引室(21)を備えていて、内部吸 引室(21)と連通した吸引ギャップの形態の第1の入口(24)を有し、更に、 本体部分(25)と、相互の間に前記吸引ギャップ(24)を構成する第1の部分 (26)及び第2の部分(27)とを有する細長いハウジング(20)を含む第1の ダスト吸引ボックス(18)を有する装置において、本体部分(25)は、吸引室 内(21)に湾曲した内側部(34)を形成するよう実質的に円筒体の一部として 形成され、吸引ギャップ(24)は、漸変絞り部を構成する内方へ先細になった 外側部分(29)及び漸変拡大部を構成する内方へ末広がりになった内側部分 (30)を有し、外側部分(29)と内側部分(30)は、絞りが最大となる移行部 (31)のところで互いに合体し、前記移行部は、吸引ギャップ(24)を通る空 気の流れ方向で見て最小の広がりを有し、第1の入口形成部分(26)は、拡大 部(30)の側部の全体又は大部分を構成する平坦な表面(33)を有し、第2の 入口形成部分(27)は、所定半径及び絞り部(29)の側部全体と拡大部(30) の最初の部分を構成するような弧長を有する湾曲した表面(36)と、湾曲面 (36)から接線方向に延びると共に移行部(31)のところにおける湾曲面(36 )の接線(38)と鋭角αをなす内側の平坦な表面(37)との両方から成ること を特徴とする装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
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