特許
J-GLOBAL ID:200903023415218945

プラスチック選別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-160296
公開番号(公開出願番号):特開2000-342998
出願日: 1999年06月08日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】【課題】 プラスチックを攪拌することで所定の極性・帯電量に摩擦帯電されてプラスチックに応じた帯電列となり、容器に種類別に回収されるが、高電圧電極に印加する電圧が低すぎると選別用静電場が弱く、プラスチックの分離回収が確実に行われないため、強い選別用静電場が必要となり、高電圧電極に非常に高い電圧を印加しなければならなかった。【解決手段】 分離用空間22の下方に配置した回収部26において、仕切り壁30、31を金属ドラム電極21に接近離間するよう構成し、仕切り壁30、31を、プラスチック片16の落下位置に応じて水平方向に移動させるための移動手段33を設けたので、プラスチック片16の分離が不正確な場合、仕切り壁30、31を、プラスチック片16の落下位置に応じて移動させることで、高圧電源装置24からの電圧を変更することなく分離を正確に行うことができる。
請求項(抜粋):
粉砕された複数種のプラスチック片を攪拌して摩擦帯電させるための摩擦帯電装置と、この摩擦帯電装置の下方に配置されて帯電したプラスチック片をその極性・帯電量に応じて静電分離して選別するための静電分離部とが設けられ、この静電分離部は、所定の水平軸回りに回転自在なドラム電極と、このドラム電極に選別用静電場となる分離用空間を介して配置される対向電極とを備え、前記摩擦帯電装置で種類ごとの極性・帯電量となったプラスチック片を、前記分離用空間を通過させて分離回収するようにしたプラスチック選別装置であって、前記分離用空間の下方に、これを通過して分離されたプラスチック片を別々に回収するための回収部が設けられ、この回収部は複数個の回収室および回収部の各回収室を仕切る仕切り壁を備え、この仕切り壁が前記ドラム電極に接近離間するよう水平方向に移動調節自在に構成され、仕切り壁を、各プラスチック片の極性・帯電量に伴う落下位置に応じて水平方向に移動させるための移動手段が設けられたことを特徴とするプラスチック選別装置。
IPC (5件):
B03C 7/06 ,  B03C 7/02 ,  B07C 5/344 ,  B07C 5/36 ,  B29B 17/00
FI (5件):
B03C 7/06 ,  B03C 7/02 C ,  B07C 5/344 ,  B07C 5/36 ,  B29B 17/00
Fターム (19件):
3F079CA37 ,  3F079CC01 ,  3F079CC11 ,  3F079DA01 ,  3F079DA28 ,  4D054GA01 ,  4D054GA10 ,  4D054GB01 ,  4D054GB09 ,  4F301AA13 ,  4F301AA14 ,  4F301BA02 ,  4F301BA21 ,  4F301BA29 ,  4F301BE29 ,  4F301BF08 ,  4F301BF12 ,  4F301BF25 ,  4F301BF32
引用特許:
審査官引用 (2件)

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