特許
J-GLOBAL ID:200903023420550346

耐孔食性に優れた包装用アルミニウム合金薄板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-301113
公開番号(公開出願番号):特開平5-112854
出願日: 1991年10月21日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 耐孔食性に優れた包装用アルミニウム合金薄板の製造方法【構成】 Cu:0.05〜1.00%、Mn:0.3〜1.5%及びMg:2.9〜4.0%を含有し、必要に応じてTi:001〜0.20%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金を溶解、鋳造後、500〜600°Cの温度で均熱処理を行い、熱間圧延の終了温度が300°C以下となるように熱間圧延を行った後、中間焼鈍を含む冷間圧延を行うに際し、中間焼鈍として、400〜600°Cの温度に100°C/分以上の加熱速度で加熱し、加熱後直ちに又は10分以内保持した後、100°C/時間以上の冷却速度で200°C以下の温度まで冷却し、平均結晶粒径80μm以下とすると共に焼付硬化に寄与する成分を固溶状態に保ち、更に加工率30%以上の冷間圧延を行うことを特徴としている。食品容器、特に水産類等、腐食性の厳しい内容物の包装材として好適であり、焼付塗装して使用される。
請求項(抜粋):
重量%で(以下、同じ)、Cu:0.05〜1.00%、Mn:0.3〜1.5%及びMg:2.9〜4.0%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金を溶解、鋳造後、500〜600°Cの温度で均熱処理を行い、熱間圧延の終了温度が300°C以下となるように熱間圧延を行った後、中間焼鈍を含む冷間圧延を行うに際し、中間焼鈍として、400〜600°Cの温度に100°C/分以上の加熱速度で加熱し、加熱後直ちに又は10分以内保持した後、100°C/時間以上の冷却速度で200°C以下の温度まで冷却し、平均結晶粒径80μm以下とすると共に焼付硬化に寄与する成分を固溶状態に保ち、更に加工率30%以上の冷間圧延を行うことを特徴とする耐孔食性に優れた包装用アルミニウム合金薄板の製造方法。
IPC (2件):
C22F 1/047 ,  C22C 21/06
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-207543
  • 特開昭63-149348

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