特許
J-GLOBAL ID:200903023421707001

強磁性形状記憶合金および強磁性形状記憶合金焼結体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-080485
公開番号(公開出願番号):特開2009-235454
出願日: 2008年03月26日
公開日(公表日): 2009年10月15日
要約:
【課題】Niと、Mnと、In、SnおよびSbからなる群から選ばれた少なくとも一種と、Coおよび/またはFeと、不可避不純物と、からなる強磁性形状記憶合金に関し、高い機械的硬度を有する強磁性形状記憶合金、および、高い機械的硬度を有する強磁性形状記憶合金を容易に製造できる製造方法を提供する。【解決手段】強磁性形状記憶合金Aの組織を、Mnを25〜50原子%、In、SnおよびSbからなる群から選ばれた少なくとも一種を合計で5〜18原子%、Coおよび/またはFeを0.1〜15原子%、含み残部がNiおよび不可避不純物からなりマルテンサイト変態を示すbcc構造をもつ第一相1と、第一相1を取り囲みfcc構造をもつ第二相2と、からなる二相組織とする。第一相1が靭性に富む高強度の第二相2で取り囲まれることで破壊が抑制され、強磁性形状記憶合金Aの機械的強度が向上する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ニッケル(Ni)と、マンガン(Mn)と、インジウム(In)、錫(Sn)およびアンチモン(Sb)からなる群から選ばれた少なくとも一種と、コバルト(Co)および/または鉄(Fe)と、からなる強磁性形状記憶合金であって、 マルテンサイト変態を示すbcc構造をもつ第一相と、該第一相を取り囲みfcc構造をもつ第二相と、からなる組織を有し、前記第一相は、該第一相全体を100原子%としたときに、Mnを25〜50原子%、In、SnおよびSbからなる群から選ばれた少なくとも一種を合計で5〜18原子%、ならびに、Coおよび/またはFeを0.1〜15原子%、含み残部がNiおよび不可避不純物からなる組成をもつことを特徴とする強磁性形状記憶合金。
IPC (5件):
C22C 19/03 ,  C22C 1/00 ,  B22F 3/14 ,  B22F 1/00 ,  H01F 1/04
FI (6件):
C22C19/03 A ,  C22C1/00 P ,  B22F3/14 101B ,  B22F1/00 Y ,  B22F1/00 C ,  H01F1/04 Z
Fターム (13件):
4K018AA08 ,  4K018BA04 ,  4K018BA20 ,  4K018BB04 ,  4K018BC02 ,  4K018BC06 ,  4K018BD10 ,  4K018EA23 ,  4K018KA42 ,  4K018KA56 ,  5E040AA11 ,  5E040CA01 ,  5E040HB03
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 形状記憶合金及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-074502   出願人:本田技研工業株式会社, 石田清仁, 独立行政法人産業技術総合研究所
  • 国際公開第2007/001009号パンフレット

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