特許
J-GLOBAL ID:200903023423729517

樹脂組成物及びその成形体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-075473
公開番号(公開出願番号):特開平11-269379
出願日: 1998年03月24日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 難燃性が付与された従来の成形用熱可塑性樹脂組成物においては、燃焼時に有害ガスを生じたり、水和金属化合物で難燃化したものは、ハロゲン化物を用いたものに比して難燃性が不十分である。【解決手段】 (a)ポリアミド骨格とポリエーテルエステル骨格とから成るポリアミドエラストマーと、要すれば(b)重合脂肪酸系ポリアミドが(a)/(b)=100/0 〜10/90 (A成分)、(c)水酸化マグネシウムの様な水和金属化合物、(d)シアヌル酸メラミンの様なチッソ含有化合物、のいずれか1種以上(B成分)、及び要すれば(e)縮合リン酸エステルの様なリン含有化合物(C成分)、の各成分より成り、(A)が90〜20重量%、(B)が10〜70重量%、(C)が0 〜20重量%の樹脂組成物とする。このものは上記欠点である燃焼時の有害ハロゲンガスの発生がなく、しかも高度の難燃性を持ち、帯電防止性、耐熱性、着色性に優れ、良好な成形加工性と優れた機械特性を有する。フィルム、シート、壁紙、電線被覆材、電子部品等に有用。
請求項(抜粋):
(A)(a)ポリアミド骨格とポリエーテルエステル骨格とからなるポリアミドエラストマーを必須とし、これと(b)重合脂肪酸系ポリアミドとが、(a)と(b)との重量比で100対0〜10対90の割合をなす成分を90〜20重量%、(B)(c)水和金属化合物、(d)チッソ含有化合物のいずれか1種以上からなる成分10〜70重量%、及び(C)(e)リン含有化合物からなる成分0〜20重量%とからなる樹脂組成物。
IPC (6件):
C08L 77/12 ,  C08K 3/22 ,  C08K 3/32 ,  C08K 5/3477 ,  C08K 5/521 ,  C08L 77/08
FI (6件):
C08L 77/12 ,  C08K 3/22 ,  C08K 3/32 ,  C08K 5/3477 ,  C08K 5/521 ,  C08L 77/08
引用特許:
審査官引用 (2件)

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