特許
J-GLOBAL ID:200903023426815074

環縫いミシン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 隆英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-062439
公開番号(公開出願番号):特開平10-235043
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 被縫製物が存在しない状態では空環を形成できない環縫いを行う場合において、縫製終了後に被縫製物を容易に取り出すと共に、その取り出しを可能とする構成を低コストにて実現し、且つ取り出しの際の作業能率を向上する。【解決手段】 縫製に供された被縫製物を取り出す際に、ミシンの主モータを正転または逆転して縫針2,3を被縫製物から抜くようにし、この時形成される針糸15,16のループの弛みを、ミシン主軸に連動しない針糸弛み吸収手段36aの駆動により吸収し、被縫製物の取り出しを拘束する要因(下ルーパー8による針糸15,16のループのすくい)、従来技術のミシン主軸に連動して作動する複雑な構成の針糸15,16の弛みを吸収する部材、ミシンの主モータの回転方向の制約等を全てなくすように構成してなるもの。
請求項(抜粋):
1針毎に縫目に必要な糸量を、回転駆動することにより縫目に供給する糸繰り出し手段を針糸用、ルーパー糸用でそれぞれ備え、カバーステッチ等の空環が形成されない環縫い目を、縫針とルーパーとの協働により被縫製物に形成可能とした環縫いミシンにおいて、ミシン主軸に連動せずに、針糸の弛みを吸収可能とした針糸弛み吸収手段を備え、縫製に供された被縫製物を取り出す際に、前記縫針が被縫製物から抜けるようにミシンの主モータを正転または逆転すると共に、針糸の弛みを吸収するように前記針糸弛み吸収手段を駆動させ、前記縫針が前記被縫製物から抜け上がった位置でミシンを停止することを特徴とする環縫いミシン。
IPC (2件):
D05B 1/10 ,  D05B 69/18
FI (2件):
D05B 1/10 Z ,  D05B 69/18 Z

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