特許
J-GLOBAL ID:200903023430279039
一時的な流れ制限シールを備えた緑内障移植片
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三枝 英二 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-506680
公開番号(公開出願番号):特表平10-503405
出願日: 1995年08月01日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】緑内障治療の際に使用するための移植片(10)が開示されている。移植片(10)は、エラストマープレート(38)を備え、該エラストマープレート(38)はそこに接合される弁なしのエラストマー排出管(41)を有する。プレート(38)は眼球の球面構造に適合するような曲面とされている。傾斜壁(66)は、プレート(38)から延び、プレート(38)への排出管(41)の開口を囲んでいる。プレート(38)は、トノン嚢(44)の下方に挿入され、一時的な縫合糸及び非溶解性の永久的な縫合糸を利用して強膜(14)に縫合される。傾斜壁(66)は、強膜(14)に対し一時的なシール面を与える。排出管(41)は、強膜(14)及び角膜(16)に貫通され、前眼房(30)に挿入されて、前眼房(30)とエラストマープレート(38)との間の流通を可能にする。排出管(41)の周りの傾斜壁(66)は、小気胞(52)の形成が完了するまで房水の排出を制限する一時的なシールを形成する。小気胞の形成が生じた後、壁(66)の周りの一時的な縫合糸は取り除かれ或いは分解する。一時的な縫合がなされると、プレート(38)の強膜(14)に接合されていない部分は、小気胞(52)内で浮かび、移植片(10)と強膜(14)との間のシールを破壊する。シールが破壊されれば、前眼房(30)と小気胞(52)との間の無制限の流れが維持される。
請求項(抜粋):
眼の第1の領域から強膜を備えた該眼の第2の領域へ房水を排出するための移植片であって、 眼の第2の領域に適合する第1及び第2の表面を有するエラストマープレートと、 前記プレートに接合された排出管であって、該排出管は第1端と第2端を備え、該第1端は前記エラストマープレートの前記第2の表面に通じ、前記第2端は前記眼の前記第1の領域に連通する前記排出管と、 前記眼の前記第2の領域で前記強膜に対してシールし、一時的に前記眼の前記第1の領域及び前記第2の領域の間の流通を制限するための、前記エラストマープレートの前記第2の表面上の一時的シール部材とを備えることを特徴とする前記移植片。
FI (2件):
A61F 9/00 540
, A61F 9/00 560
引用特許:
前のページに戻る