特許
J-GLOBAL ID:200903023449766496

オーディオ用アンプの保護回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 邦彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-344452
公開番号(公開出願番号):特開平9-162649
出願日: 1995年12月05日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 オーディオ用アンプにおいて、パワーアンプ出力段に流れる過大電流やパワーアンプ出力信号ラインにおける直流電圧の発生、電源電圧の変動等の異常に対して、回路素子やスピーカを確実に保護する。【解決手段】 電源部30の一次側にパワーリレーを配置する。パワーアンプ16の出力にスピーカリレー24を配置する。電圧検出器52,54,60、電流検出器56,58は各部の異常を検出する。制御部50はこれらの異常検出出力を入力して、スピーカリレー24をオフし、さらにはパワーリレー36をオフする。
請求項(抜粋):
外部から商用交流電源電圧を入力する商用電源入力端子と、この商用電源入力端子から入力された商用交流電源電圧を機器内で使用する複数種類の直流電圧に変換する電源部と、前記商用電源入力端子と前記電源部の一次側との間の電源ラインに挿入されて、リレーコイルに通電されているとき当該電源ラインをオンし、リレーコイルに通電されていない時当該電源ラインをオフするパワーリレーと、電源のオン、オフを指示操作するパワースイッチと、前記電源部から供給されるプリアンプ用電源電圧を用いてオーディオ信号を電圧増幅するプリアンプ部と、前記電源部から供給されるパワーアンプ用電源電圧を用いて前記プリアンプから出力されるオーディオ信号をスピーカでの再生用に増幅するパワーアンプと、このパワーアンプで増幅されたオーディオ信号をスピーカでの再生用に出力するスピーカ出力端子と、前記パワーアンプの出力段に流れる過大電流および前記パワーアンプの出力信号ラインにおける直流電圧の発生を検出し、さらには必要に応じて前記電源部の異常電圧を検出する異常検出回路と、前記異常検出回路の検出出力を入力して前記パワーリレーのリレーコイルへの通電、遮断を制御して当該パワーリレーのオン、オフを制御する制御部と、前記パワーリレーがオフしている時に前記制御部に動作用電源電圧を供給しまた当該パワーリレーをオフからオンにする際の動作用電源電圧を供給する補助電源とを具備し、前記制御部が、前記パワーリレーがオフしている状態から前記パワースイッチがオン操作されたことを検出した時に、前記補助電源から前記パワーリレーのリレーコイルに通電して当該パワーリレーをオンし、さらに前記異常検出回路による検出状態を判断し、いずれの異常状態も検出されていない時は前記パワーリレーのオン状態を保持し、異常状態が検出された時は前記パワーリレーのリレーコイルへの通電を遮断して当該パワーリレーをオフするように制御するものであるオーディオ用アンプの保護回路。
IPC (3件):
H03F 1/52 ,  H03F 3/20 ,  H04R 3/00 101
FI (3件):
H03F 1/52 Z ,  H03F 3/20 ,  H04R 3/00 101 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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