特許
J-GLOBAL ID:200903023457869741

車両用動力伝達装置の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-073418
公開番号(公開出願番号):特開平5-240331
出願日: 1992年02月24日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【構成】 第2ライン油圧Pl2の安定状態ではステップS11のフィードバック制御が選択されるが、第2ライン油圧Pl2の過渡状態ではステップS12のフィードフォワード制御が選択される。また、ステップS13の学習手段により、安定状態におけるフィードバック制御式の積分項の値に基づいてフィードフォワード制御式の学習補正値PHOSEI が修正される。【効果】 スロットル弁開度θth、CVT14の変速比γの急変時や、第2ライン油圧Pl2の過渡状態でも、フィードフォワード制御によってトルク容量制御圧が安定的に制御される。また、過渡時あるいは油圧センサ288の故障時において、フィードフォワード制御による第2ライン油圧Pl2制御の精度が高められる。
請求項(抜粋):
車両用動力伝達装置の伝達トルク容量に関連するトルク容量制御圧の目標圧を車両状態に基づいて決定する目標圧決定手段と、制御信号に基づいて前記トルク容量制御圧を調圧する調圧手段と、実際のトルク容量制御圧と前記目標圧との偏差が解消されるように前記制御信号を出力する制御手段とを備えた車両用動力伝達装置の油圧制御装置であって、前記制御手段が、前記偏差の積分値に対応した制御量を算出する積分項を含むフィードバック制御式に基づいて前記制御信号を発生させるフィードバック制御手段と、前記目標圧を得るためのフィードフォワード値と該フィードフォワード値を補正するための学習補正値を含むフィードフォワード制御式に基づいて前記制御信号を発生させるフィードフォワード制御手段と、前記トルク容量制御圧の安定状態では前記フィードバック制御手段を選択し、該トルク容量制御圧の過渡状態では前記フィードフォワード制御手段を選択する切換手段と、前記トルク容量制御圧の安定状態における前記フィードバック制御式の積分項の値に基づいて前記フィードフォワード制御式の学習補正値を修正する学習手段とを、含むことを特徴とする車両用動力伝達装置の油圧制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/00 ,  F16H 9/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-081560
  • 特開昭52-073530
  • 特開平2-150553

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