特許
J-GLOBAL ID:200903023460236890

プリントされた経皮薬剤送達デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-506213
公開番号(公開出願番号):特表平8-502727
出願日: 1992年12月10日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】24時間ヒトの患者に装着され得、約16時間薬剤を持続的に患者に送達する経皮薬剤送達デバイス(10)が特定の製造方法により作製される。デバイス(10)は、24時間送達する場合に薬剤耐性(例えば、ニトログリセリン)または睡眠障害(例えば、ニコチン)のような問題が生じる薬剤の送達に関して特に有用である。薬剤がデバイス(10)に導入される濃度は、約16時間後における薬剤の患者への送達速度が、患者に対する薬剤の薬理学的効果が実質的に存在しなくなる程に遅くなる程度まで薬剤が消費されるような濃度である。デバイス(10)は、破壊されていない皮膚または粘膜組織の所定の領域に接着されるように適用される、積層複合体の形態である。デバイスの個々の層には、上部の裏打ちまたは「外皮」の層(11)、固定接着剤層(12)、薬剤および/またはビヒクルが最初に配置されるソース層(13)、皮膚または粘膜へ接着するために適用される接触接着剤(14)、および剥離ライナ(15)が含まれる。
請求項(抜粋):
ヒトの患者に薬剤を約14から18時間にわたって経皮的かつ持続的に投与するための経皮薬剤送達デバイスであって、以下を備える積層複合体から構成される、デバイス: (a)該薬剤に対して実質的に不透過性の裏打ち層であって、該デバイスの上面を規定する、裏打ち層;および (b)該薬剤に対して透過性である、感圧性で薬学的に受容可能な接触接着剤の層であって、該ヒト患者の皮膚に貼付されるべき該デバイスの底部表面を規定する、層; ここで、該デバイスが計約24時間の間皮膚と接触している場合、該薬剤は該接着剤じゅうに分散しており、そして該薬剤の存在する濃度は、該患者の皮膚と接触して約14から18時間の間は薬理学的に効果的な量で該薬剤が送達されるが、14から18時間後には、該薬剤の該患者への送達が、該患者に対する該薬剤の効果が無視し得る程の速度まで遅くなる程度に消費されるような濃度である。
IPC (3件):
A61K 9/70 342 ,  A61K 9/70 344 ,  A61K 9/70 345

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