特許
J-GLOBAL ID:200903023462326403

排気再燃型複合プラントの起動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-206982
公開番号(公開出願番号):特開平9-053801
出願日: 1995年08月14日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 ガスタービン排気をボイラの燃焼用空気として利用する複合プラントにおいて、起動時に空気予熱器や押込通風機等の補機を必要とせず、しかも起動時間を短縮すること。【解決手段】 高圧ガスクーラ(4)の給水出口に設けた止め弁(7)により、同高圧ガスクーラ(4)内の圧力をボイラ(2)内の残圧よりも高く保ってスチーミングを防ぎ、その状態でガスタービン(1)、ボイラ(2)を点火し、焚き上げてゆく。ボイラ(2)の圧力が上がって給水側とバランスしたら、止め弁(7)を開き、高圧給水ヒータ(3)と高圧ガスクーラ(4)の両方から並行して給水を供給する。
請求項(抜粋):
給水を蒸気で加熱する高圧給水ヒータとボイラ排ガスで加熱する高圧ガスクーラとがボイラ給水系に並列に設置され、かつガスタービン排気中の残存酸素をボイラの燃焼用に用いる排気再燃型複合プラントにおいて、上記高圧ガスクーラの給水出口に止め弁を設け、起動に際しては、上記止め弁を閉じ、その上流の給水圧力をボイラ側残圧よりも高く、起動時のガス熱吸収に対してスチーミングしない圧力に設定した状態で、上記ガスタービンおよびボイラを順次点火して、上記高圧給水ヒータから低温の給水をボイラに供給し、ボイラ昇圧によりボイラ側の圧力が給水側とバランスした時点で上記止め弁を開いて、上記高圧給水ヒータと高圧ガスクーラから同時に連続して給水を供給することを特徴とする排気再燃型複合プラントの起動方法。
IPC (2件):
F22B 1/02 ,  F01K 23/10
FI (2件):
F22B 1/02 ,  F01K 23/10 W

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