特許
J-GLOBAL ID:200903023465036970

多段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 吉武 賢次 ,  永井 浩之 ,  岡田 淳平 ,  勝沼 宏仁
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-578048
公開番号(公開出願番号):特表2004-524485
出願日: 2002年03月27日
公開日(公表日): 2004年08月12日
要約:
本発明は前置セット(VS)と結合された入力軸(1)、後置セット(NS)と結合された出力軸(2)及び最大7個のシフト要素(A、B、C、D、E、D’、A’)を有し、これらのシフト要素の選択的接続によりグループシフトなしで少なくとも7段の前進段をシフトすることができる多段変速機に関する。前置セット(VS)は前置遊星歯車セット(VS1)又は第1の前置遊星歯車セット(VS1)と連結された最大2個の切換え不能な前置遊星歯車セット(VS2)からなる。後置セット(NS)は2個の切換え可能な後置遊星歯車セット(NS1、NS2)で2枠4軸変速装置として構成され、4個の自由軸を有する。この2枠4軸変速装置の第1の自由軸は第1のシフト要素(A)と、第2の自由軸は第2及び第3のシフト要素(B、C)と、第3の自由軸は第4及び第5のシフト要素(D、E)と、第4の自由軸は出力軸(2)と結合されている。合計6個のシフト要素を有する多段変速機について、本発明に基づき後置セット(NS)の第3の自由軸又は第1の自由軸をさらに第7のシフト要素(D’又はA’)と結合することを提案する。合計7個のシフト要素を有する多段変速機について、本発明に基づき第3の自由軸をさらに第6のシフト要素(D’)と、また第1の自由軸をさらに第7のシフト要素(A’)と結合することを提案する。
請求項(抜粋):
前置セット(VS)と結合された入力軸(1)、後置セット(NS)と結合された出力軸(2)及び最大7個のシフト要素(A、B、C、D、E、D’、A’)を有し、これらのシフト要素の選択的接続によって入力軸(1)の入力回転数(n)及び前置セット(VS)で発生された回転数を選択的に少なくとも7段の前進段のシフト操作のために後置セット(NS)に伝達することができ、ある変速段から次の上位又は下位の変速段への切換えのために今操作したシフト要素のうちそれぞれ一方のシフト要素だけが切断され、他方のシフト要素が接続され、前置セット(VS)が1個の前置遊星歯車セット(VS1)又は最大2個の連結された前置遊星歯車セット(VS1、VS2)からなり、後置セット(NS)が2個の切換え可能な後置遊星歯車セット(NS1、NS2)で2枠4軸変速装置として構成され、後置セット(NS)の第1の自由軸が第1のシフト要素(A)と結合されており、第1のシフト要素(A)が接続されると入力軸の入力回転数(n)より小さいか又はこれに等しい回転数で回転し、後置セット(NS)の第2の自由軸が第2及び第3のシフト要素(B、C)と結合されており、後置セット(NS)の第3の自由軸が第4のシフト要素(D)と結合されており、第4のシフト要素(D)が接続されると入力軸(1)の入力回転数(n)より小さい回転数で回転し、後置セット(NS)の第3の自由軸が第5のシフト要素(E)と結合されており、第5のシフト要素(E)が接続されると入力軸(1)の入力回転数(n)で回転し、後置セット(NS)の第4の自由軸が出力軸(2)と結合されている多段変速機において、6個のシフト要素(A、B、C、D、E、D’)が設けられ、後置セット(NS)の第3の自由軸がさらに第6のシフト要素(D’)と結合されており、第6のシフト要素(D’)が接続されると入力軸(1)の入力回転数(n)より小さい回転数で回転することを特徴とする多段変速機。
IPC (2件):
F16H3/66 ,  F16H3/62
FI (3件):
F16H3/66 B ,  F16H3/62 A ,  F16H3/62 Z
Fターム (10件):
3J028EB09 ,  3J028EB13 ,  3J028EB31 ,  3J028EB37 ,  3J028FA06 ,  3J028FB03 ,  3J028FC13 ,  3J028FC16 ,  3J028FC17 ,  3J028FC25

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