特許
J-GLOBAL ID:200903023469580526

低消費電力化回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-322082
公開番号(公開出願番号):特開平8-181593
出願日: 1994年12月26日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 LSI内部の実回路を動作させるのに必要な最低限度の電圧を実回路に供給し、消費電力を大幅に低減可能な低消費電力化回路を提供する。【構成】 電源投入直後は、nビットアップカウンタは、1番目の出力端子のみが「H」レベルの信号である。そのため、第1レベルシフタ12の出力電圧は最高電圧が出力されている。ダミー回路が正常に動作する限り、2ビットカウンタ24からの出力信号はANDゲートなどを介して、nビットアップカウンタに供給され、nビットカウンタはカウントアップ動作を続ける。それに伴い、出力端子中の「H」レベルとなる端子も1番目から、2番目、3番目・・・と上昇していく。この結果、第1レベルシフタ12の出力電圧*は低下し、ダミー回路が誤動作を生じた時点で電圧の低下が停止する。
請求項(抜粋):
所定の機能を有する電子回路において、前記所定の機能を実現する実回路と、前記所定の機能の実現には寄与せず、前記実回路より長いクリティカルパスを有するダミー回路と、を備え、さらに、電源電圧を入力し、所定電圧範囲の調整電圧を、前記実回路と前記ダミー回路とに供給する電圧レギュレータと、前記ダミー回路の動作が正常か否かを判断する判断回路と、前記判断回路が正常であると判断する場合には、前記電圧レギュレータが出力する調整電圧の値を下降させ、前記判断回路が異常であると判断する場合には、前記電圧レギュレータの動作をホールドし、現在出力されている前記調整電圧の値を保持させる制御手段と、を含み、電源投入直後には、前記電圧レギュレータが出力する前記調整電圧は、前記所定電圧範囲の最高電圧であることを特徴とする低消費電力化回路。
IPC (3件):
H03K 19/00 ,  H01L 27/04 ,  H01L 21/822

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