特許
J-GLOBAL ID:200903023474354291

位相遅延プレ-トおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-169066
公開番号(公開出願番号):特開2000-105315
出願日: 1999年06月16日
公開日(公表日): 2000年04月11日
要約:
【要約】【課題】 液晶ディスプレイの視野角およびコントラストを改善するための薄膜の位相遅延プレートを提供する。【解決手段】 該遅延プレートは、コレステリックおよびAプレート補償器を含む。Aプレートは、単一の基板上に重合可能な反応性中間相材料(RM)の層を溶剤鋳込みすることによって製造される。RM溶液には添加剤が含まれ、添加剤はRMと空気との界面へと移動して表面エネルギを低下させかつ添加剤を多く含む層を生成する。この層がRMの空気との界面における固有の傾斜角を25°から0°の間へと低下させる。溶液を蒸発させて、結果として得られるフィルムは液晶相で重合されて、液晶が永久的に配向される。このフィルムは基板から容易に離すことができ、所望のパターンに整形され、新規な補償器を形成するよう組合せられる。薄膜を通じて所定の斜角を有する補償器もまた形成され得る。
請求項(抜粋):
位相遅延プレートを製造する方法であって、基板を提供するステップと、基板に液晶整列層を設けるステップと、整列層に重合可能な液晶材料の薄膜を設けて該薄膜の自由表面が液晶と空気との界面を構成するようにするステップとを含み、該液晶材料は該液晶と空気との界面における該液晶材料のディレクタの固有の傾斜配向を減じる界面活性材料を含み、さらに該薄膜の大部分において該薄膜のディレクタを配向するよう、該薄膜の温度を調節するステップと、該薄膜を重合して該配向を保つステップとを含む、方法。
IPC (5件):
G02B 5/30 ,  C08J 7/04 ,  G02F 1/13 500 ,  G02F 1/1335 610 ,  C09K 19/38
FI (5件):
G02B 5/30 ,  C08J 7/04 Z ,  G02F 1/13 500 ,  G02F 1/1335 610 ,  C09K 19/38
引用特許:
審査官引用 (2件)

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