特許
J-GLOBAL ID:200903023480979449

気圧式倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-007971
公開番号(公開出願番号):特開平6-016127
出願日: 1992年01月20日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【構成】 バルブボディ部23内の弁機構22と第一大気通過部材75との間の空間部90を外部に連通させる第二大気導入通路89が設けられており、該第二大気導入通路89には通路空間80,88を形成しつつ第二大気通過部材87が設けられている。【効果】 吸気抵抗を受けない大気が空間部90の他に通路空間80,88にも蓄えられているため、これが倍力作動の初期に作動圧室19に導入されることになって、出力の立ち上がりがはやく、また、バルブボディ部23の内周部に設けられた第一大気導入通路75から大気が導入されるとともに、第二大気導入通路89からも大気が導入されることになるため、大気の導入流量が大きくなって、パワーピストン6が即座に移動し、倍力作動の全般にわたって応答性に優れる。
請求項(抜粋):
ハウジングに、バルブボディ部において摺動自在に支持されるとともに、該バルブボディ部の内周部側に、大気を導入する第一大気導入通路が設けられたパワーピストンと、該パワーピストンとともに前記ハウジング内を、負圧源に連通する負圧室と該負圧室または大気に選択的に連通する作動圧室とに区画するダイアフラムと、前記バルブボディ部の内周部側に設けられ、前記作動圧室と前記負圧室との連通および前記作動圧室と大気との連通を制御する弁機構と、該弁機構を作動させるオペレーティングロッドと、前記負圧室と前記作動圧室との差圧により移動する前記パワーピストンにより出力される出力軸とを有し、前記第一大気導入通路には、フィルタ部材およびサイレンサ部材の少なくともいずれか一方からなる第一大気通過部材が設けられている気圧式倍力装置において、前記バルブボディ部内の前記弁機構と前記第一大気通過部材との間の空間部を外部に連通させる第二大気導入通路を設け、該第二大気導入通路に、前記空間部との間に通路空間を形成しつつフィルタ部材およびサイレンサ部材の少なくともいずれか一方からなる第二大気通過部材を設けてなることを特徴とする気圧式倍力装置。

前のページに戻る