特許
J-GLOBAL ID:200903023483834603

顕微鏡対物レンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-304035
公開番号(公開出願番号):特開平10-133119
出願日: 1996年10月30日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 倍率が20倍程度で、作動距離が比較的長く、像周辺まで諸収差が良好に補正された、安価なアクロマ-ト級の顕微鏡対物レンズ。【解決手段】 物体側から順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、正屈折力の第2レンズ群G2と、負屈折力の第3レンズ群G3とを備えている。なお、第1レンズ群G1は、負レンズL1nと正レンズL1pとの接合レンズと、正レンズとからなる。また、第2レンズ群G2は、第1レンズ群G1を介した発散光束を収れん光束に変換するための正レンズL2pからなる。さらに、第3レンズ群G3は、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズからなる。そして、所定の条件式(1)〜(3)を満足する。
請求項(抜粋):
物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3とを備え、前記第1レンズ群G1は、負レンズL1nと正レンズL1pとの接合レンズと、正レンズとからなり、前記第2レンズ群G2は、前記第1レンズ群G1を介した発散光束を収れん光束に変換するための正レンズL2pからなり、前記第3レンズ群G3は、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズからなり、前記第1レンズ群G1の焦点距離をf1とし、カバーガラスの像側の面と前記第1レンズ群G1の最も物体側の面との間の光軸に沿った距離をd0とし、前記第2レンズ群G2中の前記正レンズL2pのアッベ数をν2pとし、前記第1レンズ群G1中の接合レンズを構成する正レンズL1pのアッベ数をν1pとし、前記第1レンズ群G1中の接合レンズを構成する負レンズL1nのアッベ数をν1nとしたとき、4.0≦f1/d0≦15.055≦ν2p35≦ν1p-ν1nの条件を満足することを特徴とする顕微鏡対物レンズ。

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