特許
J-GLOBAL ID:200903023492010826

ボールスクリユー式ステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 根本 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-194866
公開番号(公開出願番号):特開平5-077738
出願日: 1991年07月08日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】【構成】 ボールスクリュー4を支持する4点接触型ボールベアリング10の内輪30がボールスクリュー4と一体成形される。そのベアリング10のボール33は環状保持器34に形成されたポケット35に挿入される。その保持器34のポケット35からのボール33の径方向外方への抜けを阻止すると共に径方向内方への抜けを許容するように、径方向外方へ突出する爪36が設けられる。その爪36は、径方向外方からポケット35内へのボール33の押し込みを許容するように弾性変形可能とされる。その爪36の保持器34の外周面から径方向外方への突出寸法は、内輪30から保持器34を軸方向に抜く際にボール33がポケット35から径方向外方へ抜けるのを阻止可能な寸法とされている。【効果】 ボールベアリングの組立てや分解の際に、ボールが保持器のポケットから径方向外方に分散して脱落することがない。
請求項(抜粋):
ハウジングに4点接触型ボールベアリングを介し支持されるボールスクリューと、このボールスクリューに嵌合するボールナットと、このボールナットに形成されるラックに噛み合うセクターギヤと、このセクターギヤに一体化されると共に操向用車輪に連動する出力軸とを備え、前記ベアリングの内輪はボールスクリューと一体成形され、そのベアリングのボールは環状保持器に半径方向に貫通するように形成されたポケットに挿入されるボールスクリュー式ステアリング装置において、前記保持器に、前記ポケットからのボールの径方向外方への抜けを阻止すると共に径方向内方への抜けを許容するように、径方向外方へ突出する爪が設けられ、その爪は、径方向外方からポケット内へのボールの押し込みを許容するように弾性変形可能とされ、その爪の保持器の外周面から径方向外方への突出寸法は、内輪から保持器を軸方向に抜く際にボールがポケットから径方向外方へ抜けるのを阻止可能な寸法とされていることを特徴とするボールスクリュー式ステアリング装置。
IPC (3件):
B62D 3/08 ,  B62D 5/24 ,  F16C 33/38
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭49-034843

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