特許

J-GLOBAL ID：200903023495409681

窒化ケイ素質焼結体製切削工具およびその製造方法

発明者： 小笠原 俊 夫 ,  広 崎 尚 登 ,  梅 垣 俊 造 ,  岡 本 裕 介
出願人/特許権者： 日産自動車株式会社
代理人 (1件)： 小塩 豊
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-250974
公開番号（公開出願番号）：特開平8-112705
出願日： 1994年10月17日
公開日（公表日）： 1996年05月07日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 強度および靭性に優れ、耐チッピング性にも優れた高送りが可能な窒化ケイ素質焼結体製切削工具を提供する。【構成】 粒径3μm未満のβ-Si3N4微細粒子と、粒径3μm以上の柱状のβ-Si3N4粗大粒子と、酸化物および/または酸窒化物の粒界相とから主として構成され、焼結体の断面においてβ-Si3N4粗大粒子の面積が窒化ケイ素質焼結体の断面積の2面積%以上40面積%以下であり、かつ工具すくい面1に対して平行方向に切断した断面におけるβ-Si3N4粗大粒子の平均アスペクト比(=長軸/短軸)が、工具すくい面1に対して直角方向に切断した断面におけるβ-Si3N4粗大粒子の平均アスペクト比よりも5%以上大きい焼結体とした。

請求項（抜粋）：

粒径3μm未満のβ-Si3N4微細粒子と、粒径3μm以上の柱状のβ-Si3N4粗大粒子と、酸化物および/または酸窒化物の粒界相とから主として構成され、焼結体の断面においてβ-Si3N4粗大粒子の面積が窒化ケイ素質焼結体の断面積の2面積%以上40面積%以下であり、かつ工具すくい面に対して平行方向に切断した断面におけるβ-Si3N4粗大粒子の平均アスペクト比(=長軸/短軸)が、工具すくい面に対して直角方向に切断した断面におけるβ-Si3N4粗大粒子の平均アスペクト比よりも5%以上大きいことを特徴とする窒化ケイ素質焼結体製切削工具。

IPC (2件)：

B23B 27/14 ,  C04B 35/584

FI (2件)：

C04B 35/58 102 C ,  C04B 35/58 102 A

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 窒化珪素質焼結体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-332463   出願人：本田技研工業株式会社
• β型窒化ケイ素粉末およびβ型窒化ケイ素粉末,β型窒化ケイ素質焼結体の製造方法。
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-338833   出願人：科学技術庁無機材質研究所長, 日産自動車株式会社
• 特開平3-008772
  
• 特開平4-283008