特許
J-GLOBAL ID:200903023497404431

車両の、複数の終端位置間で可動な部分のための駆動装置、及びこの駆動装置を製造するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-529619
公開番号(公開出願番号):特表2001-515626
出願日: 1998年10月30日
公開日(公表日): 2001年09月18日
要約:
【要約】ウインドワイパ、スライド式ルーフ等の、車両の部分を運動又は調節するための電動モータを備えた公知の駆動装置は、可動な部分を少なくとも1つの所定の位置で停止させるための、また例えば可動な部分がその終端位置にある時に、電動モータを停止させるための、切換装置を有している。このために、切換装置は、例えば切り換え接点を操作するために切換歯車で少なくとも1つの永久磁石と、磁石感応式のセンサとを有している。可動な部分の大きさが異なるために、種々異なる切換歯車を保管しておく必要がある。本発明によれば、切換歯車(12)が、例えば磁気化可能な材料及び熱可塑性の結合剤より成る環状円板として構成されている。このような環状円板(12)は、所属の駆動装置(2)のすぐ近くで、又はこの駆動装置(2)に組み込まれた状態で磁気化される。少なくとも1つの所属のセンサ(13,14,15)を組み込んで、駆動装置(2)を閉鎖してから、この駆動装置(2)は車両に組込完成される。特に管状円板(12)の磁気化を組み込んだ状態で行う場合には、車両内に組み込む前に駆動装置(2)を調整する必要はない、これによってこのような駆動装置(2)を所望の価格で提供することができる。
請求項(抜粋):
車両の、複数の終端位置間で可動な部分のための駆動装置であって、電動モータと、駆動装置からトルクを導き出す軸と、可動な部分の少なくとも1つの所定の位置のための、電動モータの停止等の制御を行うための切換装置とを有しており、該切換装置が、少なくとも1つの永久磁石を備えた切換歯車と少なくとも1つの磁界に感応する少なくとも1つのセンサとを有しており、前記切換歯車が少なくとも間接的に軸に連結されていて、それによって2つの終端位置間で車両の部分が運動する際に、大きくとも360°に亘って回転可能である形式のものにおいて、 切換歯車が、環状円板(12)として構成されていて、少なくとも部分的に磁気化可能な材料より成っており、少なくとも1つの磁界感応式のセンサ(13,14,15)が環状円板(12)の端面側に配置されていて、この場合少なくとも1つの環状区域が、少なくとも1つの領域内で磁気化されており、この領域内で環状円板(12)が回転方向で相次いで異なる磁極(N及びS又はS及びN)を有していることを特徴とする、車両の、複数の終端位置間で可動な部分のための駆動装置。
IPC (6件):
G05D 3/00 ,  B60J 7/057 ,  B60S 1/08 ,  B62D 1/04 ,  G01D 5/14 ,  H02K 7/116
FI (6件):
G05D 3/00 H ,  B60J 7/057 P ,  B60S 1/08 A ,  B62D 1/04 ,  G01D 5/14 D ,  H02K 7/116

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