特許
J-GLOBAL ID:200903023508460444

セラミック体の多孔質膜形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-097492
公開番号(公開出願番号):特開平9-264871
出願日: 1996年03月27日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】セラミック体との高い密着性を有することにより、高温下及び激しい温度変化に対しても多孔質膜が剥離することのない、また酸素センサとして用いる際に、多孔質膜が電極としての反応活性に優れたセラミック体の多孔質膜形成方法を開発し、これを提供する。【解決手段】酸素イオン伝導性を有するセラミック体の表面に多孔質膜を形成する方法において、(1)酸を含む白金溶液を前記セラミック体の表面に接触させる工程と、(2)還元剤を前記白金溶液に添加し前記セラミック体の表面に島状の白金核を析出させる工程と、(3)前記白金核が析出したセラミック体表面に白金錯塩を主成分とするメッキ液を接触させて前記セラミック体の表面に層状のメッキ膜を形成する工程と、(4)前記メッキ膜の形成されたセラミック体を熱処理して白金の多孔質膜を形成する工程と、からなることを特徴とするセラミック体の多孔質膜形成方法を提供する。
請求項(抜粋):
セラミック体の表面に多孔質膜を形成する方法において、(1)酸を含む白金溶液を前記セラミック体の表面に接触させる工程と、(2)還元剤を前記白金溶液に添加し前記セラミック体の表面に島状の白金核を析出させる工程と、(3)前記白金核が析出したセラミック体表面に白金錯塩を主成分とするメッキ液を接触させて前記セラミック体の表面に層状のメッキ膜を形成する工程と、(4)前記メッキ膜の形成されたセラミック体を熱処理して白金の多孔質膜を形成する工程と、からなることを特徴とするセラミック体の多孔質膜形成方法。

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