特許
J-GLOBAL ID:200903023508775186

電力系統におけるノーダルプライスの分解計算法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-072531
公開番号(公開出願番号):特開2001-268790
出願日: 2000年03月15日
公開日(公表日): 2001年09月28日
要約:
【要約】【課題】 電力系統において、電源またはどの制約がノーダルプライスに影響を与えているか、そして、各要因がどの程度ノーダルプライスに貢献しているかを定量的に評価できるようにする。【解決手段】 n母線系統に対する最適解式から最適解を求め、その最適解により、ノーダルプライスを求め、その料金を陽に評価する制約Nを選択し、ノーダルプライスπp,k q,k とその構成要素を求め、その求めたノーダルプライスの要素に数値を代入することにより、発電機G2,G22やどの制約がノーダルプライスに影響を与えているか、各要因がどの程度ノーダルプライスに貢献しているかを定量的に評価できるようにする。
請求項(抜粋):
n母線系統に対して有効負荷をP=(p1 ,p2 ・・・pn)、無効負荷をQ=(q1 ,q2 ・・・qn )とし、X=(x1 ,x2 ・・・xn )を電力系統運用の変数(母線電圧の実部と虚部、または電圧値とその位相角)とするとともに、GとHを電力運用制約とし、fを全系統のコストあるいは便益として、下記の電力系統の最適運用問題式(1)の最適解Xと前記制約GとHに対応するラグランジュ乗数λとρを求め、一方、ノーダルプライスに料金を明確に表現しない制約式と料金を陽に表現する制約式を分類して、下記条件式(2)を構成し、その条件式(2)との下記式(3)の仮定において、下記式(4)のラグランジュ関数を構成し、その関数を母線の有効・無効負荷電力要素で偏微分して下記式(5)のノーダルプライスの演算式を導出し、その導出した演算式のノーダルプライスの要素に数値を代入し、その結果により評価を行う電力系統におけるノーダルプライスの分解計算法。
Fターム (4件):
5G066AA03 ,  5G066AE01 ,  5G066AE04 ,  5G066AE09

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