特許
J-GLOBAL ID:200903023511082531
車両用自動変速機の変速制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-217803
公開番号(公開出願番号):特開平5-039860
出願日: 1991年08月02日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】 運転者の加速要求がなくしかも車両の減速走行でもないのに機関出力トルクが増加する場合には自動変速機のシフトダウンを禁止する車両用自動変速機の変速制御装置を提供する。【構成】 ステップSS2、SS3、ステップSS4により、運転者の加速要求がなくしかも車両の減速走行でもないのにエンジン10の出力トルクが増加する状態であると判断された場合には、ステップS11により自動変速機12のシフトダウンが禁止され、これにより、ターボチャージャなど装置が内燃機関に設けられた場合に、アクセルペダルの踏み込みやスロットル弁開度の増加と連動しない機関出力トルク、すなわち単位回転当たりの吸入空気量の変化に起因して車両の減速状態でもないのに運転者の意に反した自動変速機のシフトダウンが発生することが好適に解消される。
請求項(抜粋):
単位回転当たりの吸入空気量および車速に基づく変速線から成る変速線図に基づいて変速点を決定し、実際の車速が該変速点を通過したことを以てギヤ段を切り換える形式の車両用自動変速機の変速制御装置であって、運転者の定速走行要求状態或いは減速走行要求状態であることを判定する定速減速走行要求状態判定手段と、車両の実際の走行が定速走行或いは加速走行であることを判定する定速加速走行判定手段と、前記単位回転当たりの吸入空気量が増加中であることを判定する単位回転当たりの吸入空気量増加状態判定手段と、運転者の定速走行要求状態或いは減速走行要求状態であり、車両の実際の走行が定速走行或いは加速走行であり、しかも前記単位回転当たりの吸入空気量が増加中である場合には、前記自動変速機のシフトダウンを禁止する変速制御手段と、を含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/16
, F16H 59:14
, F16H 59:44
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