特許
J-GLOBAL ID:200903023511877984
磁気特性の優れた一方向性電磁鋼板及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-217918
公開番号(公開出願番号):特開平6-073509
出願日: 1992年08月17日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 本発明は電気機器の鉄心に用いられる一方向性電磁鋼板の磁気特性向上方法とその方法で得られる製品を提供するものである。【構成】 Si,C,酸可溶性Al,N,Mn,Sを含有するスラブを1300°C以上の温度で加熱し、次いで、通常の工程を経て、内径で300mm以上のコイル状で最終仕上焼鈍を施す一方向性電磁鋼板の製造方法において、脱炭焼鈍後の鋼板の一次再結晶粒の平均直径、直径の変動係数、最終仕上焼鈍の二次再結晶開始直前と脱炭焼鈍後の状態での一次再結晶粒の平均直径の比率を制御することを特徴とし、更には、Sn,Cu,Sb,Se内の1種又は2種以上を所定量添加することを特徴とする磁気特性の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法及びその方法で得られた特徴的製品。
請求項(抜粋):
重量比で、Si:2.5〜4.0%含有する一方向性電磁鋼板において、絶縁コーティングを除去し、表面被膜付の鋼板のAl量を重量比で、Al(WG)(%)とし、この表面被膜をも除去した後の鋼板のAl量を重量比でAl(WOG)(%)とした時Al(WG)-Al(WOG)≧0.0050%であり、製品板の平均結晶直径(円相当直径)が1.5〜10mmであり、結晶粒の圧延方向の最大長lR と圧延方向と直角方向の最大長lT の比lR /lT の平均値が1.0〜3.5であって、平均直径5mm超の結晶粒における重心位置の結晶方位に対して、0.5〜5度の方位分散が、その結晶粒内に存在し、製品の磁束密度がB8 ≧1.88Tであることを特徴とする磁気特性の優れた一方向性電磁鋼板。
IPC (4件):
C22C 38/00 303
, C21D 8/12
, C21D 9/46
, C22C 38/06
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