特許
J-GLOBAL ID:200903023512013398

ステント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大石 征郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-205748
公開番号(公開出願番号):特開2003-019209
出願日: 2001年07月06日
公開日(公表日): 2003年01月21日
要約:
【要約】【課題】 基本的には円筒篭状の組紐構造を有しているにかかわらず、カテーテル内に挿入するために縮径しても長さ方向に延びず、またカテーテルからの導出性も円滑であり、さらにはカテーテルから導出したときにショートニングを起こすことなく自己拡径するので、目的部位への留置に際し狂いを生ずることのないステントを提供することを目的とする。【解決手段】 線条を基本的には円筒篭状に編み組みすることにより形成した弾性のある円筒篭状のステントである。典型的ケースにおいて、その円筒篭は、線条が円筒篭の概ね長さ方向に配列された胴部(3) と、その胴部(3) の一端側および他端側に形成され、線条がバイアス交叉した円筒篭状の組紐構造を有する第1、第2頭部(1), (2)とからなる「第1頭部(1) -胴部(3) -第2頭部(2) 」の双頭構造を有し、それらの第1、第2頭部(1), (2)が、胴部(3) の端部から胴部(3) の内側または外側に折り返すように反転して位置する構造を有する。
請求項(抜粋):
線条を基本的には円筒篭状に編み組みすることにより形成した弾性のある円筒篭状のステントであって、(イ)その円筒篭は、・線条が円筒篭の概ね長さ方向に配列され、径方向に圧縮して縮径しても長さ方向に延びないか軽度にしか延びない胴部(3) と、・その胴部(3) の一端側に形成され、線条がバイアス交叉した円筒篭状の組紐構造を有し、径方向に圧縮して縮径したときには長さ方向に延びると共に、圧縮状態が解除されたときには原径にまで自己拡径する第1頭部(1) と、・その胴部(3) の他端側に形成され、線条がバイアス交叉した円筒篭状の組紐構造を有し、径方向に圧縮して縮径したときには長さ方向に延びると共に、圧縮状態が解除されたときには原径にまで自己拡径する第2頭部(2)とからなる「第1頭部(1) -胴部(3) -第2頭部(2) 」の双頭構造を有していること、(ロ)その円筒篭にあっては、・第1頭部(1) は、胴部(3) の一端側から、胴部(3) の内側または外側に折り返すように反転して位置し、・第2頭部(2) も、胴部(3) の他端側から、胴部(3) の内側または外側に折り返すように反転して位置し、・かつ反転して位置している第1頭部(1) と第2頭部(2) とは、円筒篭を径方向に圧縮して縮径したときにおいても、互いに事実上重なり合わない長さに設定してあることを特徴とするステント。
Fターム (20件):
4C167AA44 ,  4C167AA45 ,  4C167AA47 ,  4C167AA50 ,  4C167AA51 ,  4C167AA53 ,  4C167BB02 ,  4C167BB11 ,  4C167CC09 ,  4C167CC10 ,  4C167DD01 ,  4C167GG04 ,  4C167GG05 ,  4C167GG06 ,  4C167GG08 ,  4C167GG22 ,  4C167GG23 ,  4C167GG24 ,  4C167GG32 ,  4C167HH04

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