特許
J-GLOBAL ID:200903023515902924
移床式生物膜ろ過装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-194843
公開番号(公開出願番号):特開2000-343094
出願日: 1999年06月07日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】【課題】 浮上ろ材を使用する移床式生物膜ろ過装置において、全体の構造を簡素化し、ろ材の引抜き移送循環を確実に行い、原水の負荷の増大とろ過速度を上げるのに対処可能なスクリーン容量を確保して気液分離を円滑に行い、同時に処理水の清澄度を確保する。【解決手段】 浮上ろ材を使用する移床式生物膜ろ過装置において、ろ過槽下部にろ材貯留槽6を設け、ろ材引抜きポンプ10にてろ材の引抜きと吐出しを行う。つぎに内部ろ材引抜き管19を設けて確実に引抜きを行い、分散皿15の下面を分散皿スクリーン20とし気液分離を確実とする。処理水とろ材移送水が混合しないように分離筒22を設ける。
請求項(抜粋):
覆蓋部が円錐形又は角錐形で、錐体部をスクリーンで構成するろ過槽に、比重が1より小さい浮上ろ材を挿入し、ろ材が形成するろ層の中間下部に散気管を設け、汚水はろ層の上部に流入し下向流にて好気性処理を行い、ろ材はろ過槽錐体上部より引抜き、ろ過槽下部に移送し循環再使用する生物膜ろ過装置において、ろ過槽(1)の下部槽内にろ材貯留槽(6)を設け、ろ材引抜き管(5)、ろ材移送ポンプ(10)とそれぞれ連結し、ろ材貯留槽(6)内のろ材流入口(7a)にろ材流入逆止弁(7)及びろ材吐出し口(8a)にろ材吐出し逆止弁(8)を設け、ろ材移送ポンプ(10)によりろ材貯留槽(6)を介してろ材引抜きラインを形成してろ材を引抜き、ろ材貯留槽(6)内にろ材を貯留し汚泥水を分離して系外に移送し、ついでろ材移送ポンプ(10)への給水を処理水に切替えてろ材貯留槽(6)に給水し、給水圧にて逆止弁を開閉してろ材吐出しラインを形成し、ポンプ吐出水量に応じてろ材をろ過槽1内に吐出して移送循環を行なうことを特長とする移床式生物膜ろ過装置。
IPC (2件):
FI (5件):
C02F 3/08 B
, B01D 29/08 510 B
, B01D 29/08 520 B
, B01D 29/08 530 D
, B01D 29/08 540 A
Fターム (8件):
4D003AA08
, 4D003AB09
, 4D003BA02
, 4D003CA02
, 4D003CA08
, 4D003DA13
, 4D003EA14
, 4D003EA28
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