特許
J-GLOBAL ID:200903023521094767

ハイブリッド車両の動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鎌田 文二 ,  東尾 正博 ,  鳥居 和久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-373943
公開番号(公開出願番号):特開2005-140145
出願日: 2003年11月04日
公開日(公表日): 2005年06月02日
要約:
【課題】モータからの回転を補助駆動輪に伝達するトルク伝達経路に2方向クラッチを組込んだハイブリッド車両の動力伝達装置において、上り坂での停車時に後退動したハイブリッド車両を再び登板させようとしたときに2方向クラッチに係合ショックが発生するのを防止することである。【解決手段】モータから後輪に回転トルクを伝達するトルク伝達経路に2方向クラッチ18を組込む。その2方向クラッチ18がモータからの回転トルクが伝達される入力ギヤ22と、後輪に回転トルクを伝達する出力軸23と、その入力ギヤ22および出力軸23と正逆両回転方向に係合・離脱可能な係合子27と、その係合子27を保持して入力ギヤ22に対する相対回転により係合子27の係合・離脱を切換える保持器28と、その保持器28に摩擦抵抗を付与する回転抵抗付与手段33とで形成する。保持器28と入力ギヤ22の相互間にセンタリングばね31を組込んで係合子27を中立位置に保持するようにして、モータの駆動時に係合子27を常に中立位置から係合位置に移動させるようにして係合ショックの発生を抑制する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
駆動輪を駆動するエンジンと、補助駆動輪を駆動するモータとを有し、前記モータから補助駆動輪へのトルク伝達経路に2方向クラッチを組込み、その2方向クラッチによってモータから補助駆動輪への正逆両方向の回転トルクの伝達と遮断とを行なうと共に、補助駆動輪からモータ側への逆入力トルクの伝達を遮断するようにしたハイブリッド車両の動力伝達装置において、前記2方向クラッチが、モータによって回動される入力側部材と、補助駆動輪側に回転トルクを伝達する出力側部材と、前記入力側部材および出力側部材に対して正逆両回転方向に係合・離脱可能な係合子と、その係合子を保持し、前記入力側部材に対する相対回転によって係合子の係合・離脱を切換える保持器と、その保持器と前記入力側部材とを連結し、前記保持器と入力側部材の相対回転により弾性変形し、その復元弾性により保持器を復帰回転させて係合子を係合解除された中立位置に戻すセンタリングばねと、静止部材に対する保持器の回転に対して保持器に摩擦抵抗を付与する回転抵抗付与手段とから成ることを特徴とするハイブリッド車両の動力伝達装置。
IPC (5件):
F16D41/08 ,  B60K6/04 ,  B60K17/04 ,  B60K17/356 ,  F16D41/06
FI (7件):
F16D41/08 Z ,  B60K6/04 161 ,  B60K6/04 550 ,  B60K6/04 710 ,  B60K17/04 G ,  B60K17/356 B ,  F16D41/06 D
Fターム (19件):
3D039AA02 ,  3D039AA04 ,  3D039AB01 ,  3D039AB27 ,  3D039AC06 ,  3D039AC32 ,  3D043AA08 ,  3D043AB02 ,  3D043AB17 ,  3D043EA02 ,  3D043EA05 ,  3D043EA11 ,  3D043EA42 ,  3D043EB03 ,  3D043EB07 ,  3D043EB12 ,  3D043EE01 ,  3D043EE03 ,  3D043EF19
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3335121号公報

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