特許
J-GLOBAL ID:200903023522586981
試料の保存と分析用、とりわけ、細菌検査、微生物の分離、及び分離コロニーの育成用の装置、並びにこの装置内に設けた倍地に試料を播種する方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 量三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-191892
公開番号(公開出願番号):特開平6-078746
出願日: 1993年07月06日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】 検査分析者が、検査試料に触れたりこれらから出る流出物を吸い込むことなく、試料を、倍地を設けた部材を収容する容器に移すことができる装置と、単一方向に限定されない移動によって試料を倍地に散布できる播種方法とを提供する。【構成】 第1容器1と、試料と維持培養液とを収容する第2容器5とを備えた試料の保存と分析用の装置は、第1容器が、少なくとも2個の相互に連通する室2、3を備え、これらの内の第1室2は、倍地と散布部材19とを保持する部材7を備え、第2室3は、その底部13に、室内に突出し、第2容器5の底部5Aの少なくとも1個の脆弱部26を破ることができる、少なくとも1個の部材14を形成され、この第2容器は、第2室3に挿入可能である。倍地と散布部材19を保持する部材7の面に播種する方法では、この部材7の軸線に対し、好ましくは、平行及び直角な、互いに直交する方向にほぼ延びる経路に沿って散布する。
請求項(抜粋):
少なくとも1個の選択倍地を保持し、第1容器に入れることができる部材と、この選択倍地に沿って軽く接触しながらスライドする播種散布部材とからなる、試料の保存と分析用、とりわけ、細菌検査、微生物の分離、及び分離コロニーの育成用の装置において、この第1容器(1)に加えて、試料と維持培養液とを収容する第2容器(5)を備え、第1容器は、少なくとも2個の相互に連通する室(2、3)を備え、これらの内の第1室(2)は、1個以上の倍地と前記播種散布部材(19)とを保持する部材(7)を備え、第2室(3)は、その底部(13)に、室内に突出し、第2容器(5)の底部(5A)の少なくとも1個の脆弱部(26)を破ることができる、少なくとも1個の部材(14)を形成され、この第2容器(5)は、第2容器に収容した培養維持液が、第2室(3)から第1容器(1)の第1室に流れ込み、播種散布部材(19)の少なくとも先端(22A)を濡らすように、第2室に挿入可能であることを特徴とする装置。
IPC (6件):
C12M 1/28
, C12M 1/24
, C12M 1/30
, C12M 1/34
, C12Q 1/04
, C12Q 1/24
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