特許
J-GLOBAL ID:200903023523867453

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-342771
公開番号(公開出願番号):特開平6-193717
出願日: 1992年12月22日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】 補機非作動時のエンジントルクをマップに格納しておき、このマップのトルクデータを用いて締結要素に与える制御圧力を制御することにより、補機の作動状態に関係なく、制御圧力を過不足なく与える。【構成】 サンプリング手段37は、補機の非作動時にエンジントルク出力値をサンプリングし、トルクデータ格納手段38は、エンジン運転条件をパラメータとするトルクデータマップ34上の、前記サンプリングタイミングでのエンジン運転条件と同じ位置にそのエンジントルク出力値を格納する。変速時に参照手段39が変速時のエンジン運転条件に応じたトルクデータを求め、制御圧力決定手段40が補機の非作動中の変速時はこの求めたトルクデータに応じて、また補機の作動中の変速時はこの求めたトルクデータから補機による損失トルクを差し引いた値に応じて前記締結要素31への制御圧力をそれぞれ決定する。
請求項(抜粋):
制御圧力に応動する締結要素と、前記制御圧力を可変に調整しうる手段とを備える自動変速機において、エンジンの運転条件を検出するセンサと、このエンジン運転条件をパラメータとするトルクデータマップと、実際のエンジントルクに応じた出力をするセンサと、補機が作動しているかどうかを判定する手段と、この判定結果より補機の非作動時に前記エンジントルク出力値をサンプリングする手段と、前記マップ上の前記エンジントルク出力値をサンプリングしたタイミングでのエンジン運転条件と同じ位置にそのエンジントルク出力値を格納する手段と、変速時になると、前記トルクデータマップを参照して変速時のエンジン運転条件に応じたトルクデータを求める手段と、前記判定結果にもとづき、補機の非作動中の変速時はこの求めたトルクデータに応じて前記締結要素への制御圧力を、また補機の作動中の変速時はこの求めたトルクデータから補機による損失トルクを差し引いた値に応じて前記締結要素への制御圧力をそれぞれ決定する手段と、この決定された制御圧力が変速時に前記締結要素に与えられるように前記制御圧力可変手段を駆動する手段とを設けたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/00 ,  F16H 59/14

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