特許
J-GLOBAL ID:200903023527899384

廃水処理方法及び生物処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-114646
公開番号(公開出願番号):特開平5-309390
出願日: 1992年05月07日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】 廃水中の有機態窒素やアンモニア態窒素などを硝化槽で酸化分解すると、酸化態窒素を生成する。従来はこの酸化態窒素を脱窒槽において有機炭素源としてメタノールを注入して還元除去していた。このときに注入するメタノール量がきわめて多いという問題があった。本発明は、酸化態窒素の還元に要するメタノール量を大巾に低減する廃水処理方法を提供する。【構成】 凝集反応装置3、凝集フロック分離装置4で前処理された廃水は、脱窒槽6、硝化槽7、脱窒槽8をこの順に配置して構成した生物処理装置へ導かれる。硝化槽7を出た液は循環液9として脱窒槽6の前に戻される。脱窒槽6では硝化槽7で有機態窒素、アンモニア態窒素を酸化した結果生成した酸化態窒素を、溶出有機物を炭素源として還元除去する。脱窒槽8では残留した酸化態窒素をメタノール10を有機炭素源として還元除去する。
請求項(抜粋):
廃水に凝集剤を注入して廃水中の浮遊性固形物、コロイドおよび溶解性物質の一部を凝集フロック化しこれを分離除去したのち、残留窒素を生物処理で除去する廃水処理方法において、前記生物処理すべき廃水を前段脱窒槽、硝化槽及び後段脱窒槽の順に通すと共に前記硝化槽から前段脱窒槽に混合液を供給し循環することを特徴とする廃水処理方法。
IPC (4件):
C02F 3/34 101 ,  C02F 3/06 ,  C02F 9/00 ,  C02F 1/52
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平4-071695
  • 特開昭57-194096
  • 特開平3-077696
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